
こんにちは!
今回は、「マネタイズ(収益化)」について、マーケティングの視点からわかりやすく紹介します。
「マネタイズって、結局どういう意味?」
「商品やサービスを作ったけど、なかなか売れない」
「どうすれば、商品やサービスを買ってもらえるの?」
そんな疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
マネタイズは、単に「商品を売ってお金をもらうこと」ではありません。
自分が持っている知識や経験、商品などの価値を、お金に変えること
と考えると、わかりやすくなります。
今回は、マネタイズの基本と、収益につなげるために知っておきたいマーケティングの考え方を紹介します。
マネタイズとは?
マネタイズとは、簡単に言えば、
「自分が持っている価値を、お金に変えること」
です。
例えば、料理が得意な人が料理教室を開けば、料理の知識や経験を収入に変えられます。
絵が得意な人なら、イラストを販売することもできます。
文章を書くのが得意なら、本を書いたり、記事を作ったり、文章の仕事を受けたりできます。
つまり、マネタイズでは、
「何ができるか」だけではなく、「その価値を誰に届けるか」
が大切になります。
この「誰に届けるか」を考えることが、マーケティングにつながります。
マネタイズで大切なのは「売ること」より「困っている人を探すこと」
商品を作るとき、最初に、
「自分は何を売ろう?」
と考えてしまいがちです。
でも、マーケティングでは少し考え方を変えてみます。
例えば、こんな悩みを抱えている人がいたとします。
「スマホを買ったけど、使い方がよくわからない」
この人に、
「最新スマホの機能を100個紹介します」
と言っても、あまり興味を持ってもらえないかもしれません。
それよりも、
「スマホで写真を撮る方法を、3つの手順で説明します」
と言われたほうが、必要としている人には魅力的に感じてもらえます。
なぜでしょうか。
相手が困っていることに、そのまま答えているからです。
マネタイズでは、
「自分が売りたいもの」
から考えるのではなく、
「相手が何に困っているのか」
から考えることが重要です。
マーケティングは「売り込むこと」ではない
マーケティングという言葉を聞くと、
「広告を出すこと」
「商品をたくさん売ること」
というイメージを持つかもしれません。
でも、それだけではありません。
マーケティングを簡単に考えるなら、
「必要としている人に、必要なものを、必要とされる形で届けるための活動」
と考えると理解しやすいです。
例えば、同じ「健康に関する商品」でも、
「健康に気をつけましょう」
だけでは、誰に向けた商品なのかわかりません。
一方で、
「運動する時間がない人でも、自宅で5分から始められる運動」
となれば、対象となる人がイメージできます。
商品そのものだけでなく、
「誰のための商品なのか」
「どんな悩みを解決するのか」
「使うと何が変わるのか」
を伝える。
これもマーケティングの大切な仕事です。
売れないときは「商品の良さ」だけを考えない
「良い商品を作れば売れる」
と思ってしまうことがあります。
もちろん、商品そのものの品質は大切です。
でも、それだけでは十分ではありません。
どれだけ良い商品でも、必要としている人に届かなければ、存在していないのと同じです。
例えば、砂漠で水を売るなら、多くの人が欲しいと思うでしょう。
反対に、雨の日に傘を100本持っている人へ、さらに傘を売ろうとしても難しいですよね。
つまり、
「良い商品かどうか」だけではなく、「今、それを必要としている人がいるか」
が重要なのです。
売れないときは、
「もっと良い商品を作らなければ」
と考える前に、
「誰の、どんな悩みや願いに応える商品なのか?」
を見直してみることも大切です。
マネタイズの基本は「価値交換」
マネタイズを考えるときに、もう一つ覚えておきたいのが「価値交換」です。
お客さんは、商品そのものだけではなく、そこから得られる「価値」にお金を払っています。
例えば、商品から得られる価値には、
- 時間
- 安心
- 便利さ
- 楽しさ
- 知識
- 悩みの解決
などがあります。
例えば、1時間かければ自分でできる作業を、専門家に頼んで10分で終わらせてもらえるとします。
その人にとっては、作業そのものよりも、
「自分の時間を節約できること」
に価値があります。
だから、お金を払う意味が生まれます。
マネタイズを考えるときは、
「自分は何を売れるか?」
だけではなく、
「相手にどんな価値を渡せるか?」
と考えることが大切です。
身近なところにもマネタイズのヒントがある
マネタイズは、特別な人だけができるものではありません。
例えば、
「この作業なら人より早くできる」
「昔からずっと続けていることがある」
「人からよく相談される」
「自分が苦労して覚えたことがある」
こうした経験も、誰かにとっては価値になる可能性があります。
自分にとっては当たり前でも、他の人にとっては「知りたいこと」かもしれません。
ここにマネタイズのヒントがあります。
大切なのは、
「こんなこと、誰でも知っているだろう」
と決めつけないことです。
自分が何年もかけて身につけた知識を、必要としている人がいるかもしれません。
マネタイズは「小さく試す」ことから始める
最初から大きな商品を作る必要はありません。
むしろ、最初は小さく試したほうがいいでしょう。
例えば、
「この情報を知りたい人はいるだろうか?」
と考えたら、まず無料で情報を発信してみる。
反応があれば、
「もっと詳しく知りたい人はいないか?」
「お金を払ってでも知りたいと思う人はいるだろうか?」
と考えてみます。
そして、反応が良かった内容をもとに、必要な情報をまとめて商品にする。
このように、
発信する → 反応を見る → 改善する → 商品にする
という流れを作ることができます。
最初から完璧な商品を作ろうとすると、時間も労力もかかります。
小さく始めて、反応を見ながら改善する。
この考え方は、マネタイズを続けるうえでかなり重要です。
📚おすすめ書籍
『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』(著:佐藤耕紀)
マーケティングというと難しそうに感じますが、本書は身近な商品やサービスを例にしながら、マーケティングの基本をわかりやすく説明しています。
「なぜこの商品が売れるのか?」「どうすればお客さんに選んでもらえるのか?」といった疑問を考えながら学べるのが特徴です。
今回の記事で紹介した「相手の悩みを知る」「価値を届ける」という考え方を、さらに深く理解したい人におすすめの一冊です。
まとめ
マネタイズとは、単純に商品を売ってお金を稼ぐことではありません。
「誰かの困りごとを解決し、その価値をお金に変えること」
と考えると、わかりやすくなります。
そして、マーケティングでは、
「自分が何を売りたいか」より、「相手が何を必要としているか」
を考えることが大切です。
売れないときも、すぐに「もっと頑張らなければ」と考える必要はありません。
誰に届けるのか。
どんな悩みや願いに応えるのか。
どんな価値を渡せるのか。
まずは、この3つを考えてみましょう。
そして、いきなり大きなことを始めるのではなく、小さく試して、反応を見て、少しずつ改善する習慣を持つこと。
これだけでも、マネタイズへの見方は変わってきます。
「売る」ことばかり考えるのではなく、
「誰かの役に立つにはどうすればいいか?」
から考えてみる。
それが、収益化への最初の一歩です。