
こんにちは!
今回は、論語の有名な言葉のひとつ 「義を見てせさざるは、勇無きなり」 を紹介します。
難しそうに聞こえますが、たとえ話を交えてわかりやすく解説していきますね!
この言葉の意味
この言葉は、「正しいこと(義)を知っているのに、それを行動に移さないのは、本当の勇気がないということだ」 という意味です。
簡単に言うと、「やるべきことを分かっているのに、怖がったり面倒くさがったりして行動しないのはダメ!」ということですね。
これは、孔子という偉い先生が弟子たちに教えた言葉です。
たとえ話
ある日、公園で小さな子どもが転んで泣いていました。
それを見た大人たちは、みんな心の中で「助けてあげたほうがいいかな」と思いました。
でも、こう考えてしまいます。
- 「誰かが助けるだろう」
- 「知らない子だし、関わるのはちょっと…」
- 「急いでるから無理」
結局、誰も助けずに通り過ぎてしまいました。
そこへ、一人の青年がやってきて、子どもに近づきました。
「大丈夫?」と声をかけて、手を貸してあげました。
子どもは安心して泣き止みました。
これこそ 「義を見てせさざるは、勇無きなり」 です。
他の人たちは、「助けるべき」と思いながらも行動に移せませんでした。
しかし、青年は勇気を出して行動したのです。
この言葉の起源
この言葉は、中国の春秋時代に生きた 孔子という思想家がまとめた『論語』の中にあります。
孔子は「正しいことを知っているなら、ためらわずに行動しなさい」と弟子たちに教えました。
つまり、「知識だけではなく、実際に行動することが大切だ」ということですね!
この言葉をどう生かす?
現代でも、この考え方はとても大切です。
たとえば、友達が困っているとき、手を差し伸べる勇気を持つこと。
また、職場や学校で「これをやったほうがいい」と思ったら、誰かがやるのを待たずに自分から行動すること。
この言葉を意識すれば、より勇気を持った人になれますね!
ぜひ、今日から 「義を見たら、すぐに行動!」 を心がけてみましょう。
それでは、また次回!