
こんにちは!
今回は、論語の有名な言葉のひとつ 「義を見てせざるは、勇無きなり」 を紹介します。
少し難しく感じるかもしれませんが、身近なたとえ話を交えながら、わかりやすく解説していきます。
この言葉の意味
この言葉は、「人として正しい行いだと分かっていながら、それを実行しないのは、本当の勇気がないということだ」という意味です。
正しいと分かっていても、実際に行動するには勇気が必要です。
この言葉は、正しさを理解するだけでなく、実践することの大切さを教えてくれます。
たとえ話
ある日、公園で小さな子どもが転んで泣いていました。
それを見た大人たちは、みんな心の中で「助けてあげたほうがいいかな」と思いました。
でも、こう考えてしまいます。
- 「誰かが助けるだろう」
- 「知らない子だし、関わるのはちょっと…」
- 「急いでるから無理」
そうしているうちに、大人たちは誰も声をかけないまま、通り過ぎてしまいました。
そこへ、一人の青年がやってきて、子どもに近づきました。
「大丈夫?」と声をかけて、手を貸してあげました。
子どもは安心して泣き止みました。
大人たちは助けるべきか迷っていましたが、青年は自ら子どもに声をかけました。
正しいと思ったことを実践する。
その一歩を踏み出す勇気こそ、この言葉が教えてくれる大切なことなのです。
この言葉の起源
この言葉は、中国の春秋時代に生きた思想家・孔子の言行をまとめた『論語』の「為政第二」に記されています。
「見義不為、無勇也(義を見てせざるは、勇無きなり)」は、『論語』の「為政第二」に登場する言葉で、正しいと分かっていながら実行しないことを戒めています。
おすすめ書籍
『行動する勇気―その一歩が、想像もつかない未来につながっている』(著:杉山大輔)
やったほうがよいと分かっていても、失敗への不安や周囲の目が気になり、行動できないことはありませんか。
本書は、自分から一歩を踏み出し、行動することの大切さを教えてくれる一冊です。
今回の記事で紹介した「義を見てせざるは、勇無きなり」という言葉にも通じる内容で、考えるだけで終わらず、実際に行動する姿勢を身につけるヒントが得られます。
難しい理論よりも、行動するきっかけが欲しい方におすすめです。
この言葉をどう生かす?
現代でも、この考え方はとても大切です。
たとえば、友達が困っているとき、手を差し伸べる勇気を持つこと。
また、職場や学校で「これをやったほうがいい」と思ったら、誰かがやるのを待たずに自分から行動すること。
大きな行動でなくても構いません。
困っている人に声をかける、間違いに気づいたら素直に認めるなど、身近なことから始めてみましょう。
正しいと思ったことを、考えるだけで終わらせず、一歩踏み出して実践する。
その小さな一歩が、「義を見てせざるは、勇無きなり」という言葉を実践することにつながります。
それでは、また次回!