
こんにちは!
「SNSで、ある商品やサービスが急に話題になっている」
そんな場面を見たことはありませんか?
昨日まで知らなかった商品なのに、突然たくさんの人が知っている。
「あの商品、最近よく見るな」
「なんでこんなに話題になっているんだろう?」
そう思うこともありますよね。
こうした情報が短期間で一気に広がり、多くの人から注目される状態を「バズる」といいます。
そして、口コミやSNSなどで情報が広がり、「バズる」状態を意図的につくって認知を広げようとするマーケティング手法のひとつが「バズマーケティング」です。
今回は、バズマーケティングとは何なのか、なぜ情報が一気に広がるのか、そして私たちの身近なところでどのように使われているのかを、できるだけ簡単に紹介します。
バズマーケティングとは?
バズマーケティングとは、簡単にいうと、
「口コミやSNSなどで情報が広がる力を利用して、商品やサービスを知ってもらうマーケティング」
のことです。
テレビCMやネット広告のように、企業から消費者へ直接情報を届ける方法もあります。
一方、バズマーケティングでは、
「これ面白い!」
「これ便利だった!」
「こんなの見つけた!」
といった、人の反応や口コミによって情報が広がっていきます。
特にSNSが普及したことで、ひとつの投稿が短時間で多くの人に届くようになりました。
そのため、以前なら友人や知人の間だけで終わっていた口コミが、SNSを通じて一気に広がることがあります。
なぜバズマーケティングは大きな効果があるの?
では、なぜバズマーケティングが注目されるのでしょうか?
一番大きいのは、多くの人に商品やサービスを知ってもらえる可能性があることです。
例えば、ある人が新しい商品を見つけたとします。
「これ、すごく便利!」
と思ってSNSに投稿しました。
それを見た友人が、
「私も使ってみたい」
と思ってさらに投稿する。
その投稿を見た別の人が、
「こんな商品があるんだ!」
と知り、さらに誰かに紹介する。
このように情報が次々と人から人へ渡っていくと、最初は数人しか知らなかった商品が、短期間でたくさんの人に知られることがあります。
これが「口コミの拡散」です。
バズマーケティングは、このような人から人への広がりをマーケティングに活用する考え方です。
バズれば成功?マーケティングで大切なこと
ここは大切なポイントです。
「バズれば成功!」
と思ってしまいそうですが、実はそう単純ではありません。
たくさんの人に見られても、
「面白かった」
だけで終わってしまえば、商品やサービスの購入にはつながらないかもしれません。
例えば、動画が100万回再生されたとします。
すごい数字ですよね。
でも、その動画を見た人が商品に興味を持たなかったり、購入につながらなかったりすれば、売上にはつながりません。
つまり、
「どれだけ広がったか」だけでなく、「その後どうしてもらいたいのか」まで考えることが大切です。
知ってもらう。
興味を持ってもらう。
商品について調べてもらう。
購入してもらう。
そして、実際に使った人が「これいいよ」と誰かに伝える。
この流れまで考えてこそ、マーケティングとしての「バズ」に意味が出てきます。
バズるためには「人に伝えたくなる理由」が必要
では、どうすれば情報は広がるのでしょうか?
もちろん、これをやれば必ずバズるという方法はありません。
ただ、ひとつ考えておきたいのが、
「人は、なぜ誰かに伝えたくなるのか?」
ということです。
例えば、
「思わず笑ってしまった」
「初めて知った」
「これは便利だ」
「誰かに教えたい」
「自分と同じことで悩んでいる人に知らせたい」
など、人が「誰かに伝えたい」と思うきっかけはいろいろあります。
つまり、情報を広げたいのであれば、
「自分が伝えたいこと」だけではなく、「見た人が誰かに伝えたくなること」を考える必要があります。
ここがバズマーケティングの面白いところです。
バズマーケティングの身近な事例
バズマーケティングというと、大企業が大規模なキャンペーンを行うイメージがあるかもしれません。
でも、実際にはもっと身近なところにもあります。
例えば、飲食店の新メニュー。
「こんな大きなパフェを作りました!」
と写真をSNSに投稿したところ、
「何これ、食べてみたい!」
と話題になる。
あるいは、便利な商品を使った人が、
「これ、思った以上に便利だった」
と紹介する。
それを見た人がさらに紹介する。
こうした口コミも、情報が人から人へ広がっていくという意味では、バズマーケティングの一例といえます。
大切なのは、大きなお金をかけて広告を出すことだけではありません。
「人が話したくなるものをつくる」
という考え方も、マーケティングでは重要なのです。
バズマーケティングの注意点
一方で、バズマーケティングには注意点もあります。
それは、話題になれば何でもいいわけではないということです。
刺激の強い表現を使ったり、誤解を招く情報を流したりすれば、一時的には注目されるかもしれません。
しかし、その結果として、
「この会社は信用できない」
と思われてしまえば、逆効果です。
一度広がった情報は、簡単には消せません。
だからこそ、
「注目されること」と「信頼されること」の両方を考えることが大切です。
バズは目的そのものではありません。
商品やサービスを知ってもらい、その価値を伝え、最終的には「使ってみたい」「応援したい」と思ってもらう。
そのための手段として考えると、バズマーケティングの意味が分かりやすくなります。
📚おすすめ書籍
『美しく「バズる」技術 誰も教えてくれなかった本当のSNSマーケティングの教科書』(著:青木創士)
SNSでただ話題になるだけではなく、その先にあるビジネスまで考えながら「バズる仕組み」を解説した本です。
YouTube、Instagram、TikTokなど、身近なSNSを例にしながら説明されているので、マーケティングの基本から学びたい人にも読みやすい一冊です。
まとめ|バズマーケティングは「広げる」だけが目的ではない
バズマーケティングとは、
「口コミやSNSなどを通じて、人から人へ情報が広がっていく力をマーケティングに活用する方法」
です。
一度話題になると、短い期間で多くの人に知られる可能性があります。
ただし、単に「バズればいい」というわけではありません。
「誰に知ってもらいたいのか」
「何を伝えたいのか」
「知ったあと、どうしてほしいのか」
ここまで考えることが大切です。
そして、バズは一発勝負だけで考える必要もありません。
日頃から人が「これは誰かに教えたい」と思う情報を発信したり、反応を見ながら内容を少しずつ改善したりする。
そうしたことを習慣にしていくと、あとから大きな広がりにつながることもあります。
マーケティングは、特別な人だけがするものではありません。
「これは誰かに教えたいな」
そんな視点を、普段の生活の中で少し意識してみる。
そこからマーケティングの考え方を身につけていくのも面白いかもしれませんね。
それでは、また次回。