
こんにちは!
本や動画で勉強しているのに、
「覚えたはずなのに忘れてしまう…」
そんな経験はありませんか?
実は心理学には、「学習の多感覚効果」という考え方があります。
これは、ひとつの感覚だけで学ぶよりも、複数の感覚を使ったほうが記憶に残りやすいというものです。
今日は、この「学習の多感覚効果」についてわかりやすく紹介します。
学習の多感覚効果とは?
学習の多感覚効果とは、
「見る」「聞く」「話す」「書く」など、複数の感覚を同時に使うことで学習効果が高まる現象
のことです。
例えば本を読むだけよりも、
- 本を読む
- 声に出して読む
- ノートに書く
- 人に説明する
というように複数の感覚を使ったほうが、内容を覚えやすくなります。
脳は複数のルートから入ってきた情報を関連付けて保存するため、思い出しやすくなるのです。
たとえ話
ある日、二人が新しい料理を覚えようとしていました。
Aさんは料理本を読むだけでした。
レシピを見て「なるほど」と思いましたが、実際には作りませんでした。
一方、Bさんは料理動画を見て、実際に調理しながらレシピを声に出して確認しました。
さらに完成後、家族に作り方を説明しました。
数日後。
Aさんは細かい手順をほとんど忘れていました。
しかしBさんは、材料や手順をしっかり覚えていました。
なぜでしょうか。
Bさんは、
- 見る
- 聞く
- 話す
- 手を動かす
という複数の感覚を使っていたからです。
これが学習の多感覚効果です。
なぜ記憶に残りやすいのか?
私たちの脳は、一つの情報を複数の方法で記憶すると取り出しやすくなります。
例えば「りんご」という言葉を覚える場合でも、
- 文字を見る
- 写真を見る
- 声に出す
- 実際に触る
これらを組み合わせると記憶のつながりが増えます。
思い出すための「引き出し」が増えるイメージです。
だから忘れにくくなるのです。
大人の学びにおすすめの活用法
年齢を重ねると、
「覚えるのが若い頃より大変になった」
と感じることがあります。
そんなときこそ、多感覚を意識すると効果的です。
例えば、
- 読書しながら気になった部分をメモする
- 音声学習を聞きながら歩く
- 学んだことを家族や友人に話す
- SNSやブログで学びを発信する
こうした方法は、自然と複数の感覚を使うことになります。
インプットだけで終わらせず、アウトプットを組み合わせることがポイントです。
心理学から学べること
学習の多感覚効果は、
「もっと頑張る」
よりも、
「学び方を工夫する」
ことの大切さを教えてくれます。
長時間勉強するよりも、見る・聞く・話す・書くを組み合わせるほうが効率的な場合も少なくありません。
勉強だけでなく、資格取得や趣味の習得、仕事のスキルアップにも活用できる心理学です。
📚おすすめ書籍
『学びを結果に変えるアウトプット大全』(著:樺沢紫苑)
読むだけではなく、「話す」「書く」「教える」の重要性がわかりやすく解説されています。
学習の多感覚効果を実践するヒントがたくさん詰まった一冊です。
まとめ
学習の多感覚効果とは、複数の感覚を使うことで記憶に残りやすくなる心理学の考え方です。
本を読むだけでなく、
- 声に出す
- 書く
- 人に話す
これらを組み合わせることで学習効率は高まります。
そして大切なのは、一度だけやって終わりにしないこと。
小さくても続ける習慣が、学びを本当の力に変えてくれます。
今日学んだことを、誰かにひと言話してみる。
そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回👋