
朝食のパンに塗るジャム。
いちごジャムやマーマレードなど、子どものころから親しんできた人も多いと思います。
でも、ふと疑問に思ったことはありませんか?
「果物なのに、なぜこんなに長持ちするんだろう?」
実はジャムは、昔から使われてきた「保存食」のひとつです。
ジャムが長持ちする理由
ジャムには、たくさんの砂糖が入っています。
「砂糖が多い」と聞くと悪いイメージを持つかもしれません。
しかし、保存という点では大切な役割があります。
砂糖には、水分を引き寄せる性質があります。
そのため、細菌やカビが増えるために必要な水分が少なくなり、傷みにくくなるのです。
昔は冷蔵庫がありませんでした。
そのため、果物を長く保存する方法としてジャムが作られていたのです。
ジャムは栄養がなくなる?
「加熱しているから栄養はないのでは?」
と思う人もいます。
確かに、ビタミンCなど熱に弱い栄養は減ります。
しかし、果物に含まれる食物繊維やポリフェノールなどは残っています。
生の果物とは違いますが、まったく栄養がないわけではありません。
食べ過ぎには注意
ジャムは果物から作られていますが、砂糖も多く使われています。
そのため、健康のためには食べ過ぎないことが大切です。
パンにたっぷり塗るより、少し楽しむくらいがちょうどいいでしょう。
最近は砂糖を控えた「低糖度ジャム」も増えています。
気になる人は試してみるのもおすすめです。
まとめ
普段何気なく食べているジャムですが、実は昔の人の知恵が詰まった保存食でした。
ただ甘いだけではなく、果物を長く楽しむための工夫だったのです。
明日の朝、パンにジャムを塗るときは、そんな歴史にも少し思いをはせてみてはいかがでしょうか。