
こんにちは!
今日はマーケティングでよく使われる
「USP(Unique Selling Proposition)」
について、わかりやすく紹介します。
難しそうな横文字ですが、意味はシンプルです。
USPとは、
「あなたを選ぶ理由」
のことです。
同じような商品やサービス、人がたくさんいる中で、
「なぜ、あなたなのか?」
これをハッキリ伝えるのがUSPです。
特に今は、情報が多すぎる時代です。
上手な人も、すごい人も、安い商品も山ほどあります。
だからこそ、
「全部できます」
より、
「これなら負けません」
のほうが強いんです。
USPの意味
USPを日本語でいうと、
「独自の強み」
「自分だけの売り」
「他との違い」
こんなイメージです。
たとえば、ただのラーメン屋ではなく、
- 深夜2時まで開いている
- 魚介スープ専門
- 女性一人でも入りやすい
- 糖質オフ麺がある
こういう特徴があると、
「この店に行きたい理由」
が生まれます。
これがUSPです。
つまりUSPは、
「すごいこと」
ではなく、
「違いが伝わること」
なんですね。
たとえ話
ある町に、二人の靴屋さんがありました。
A店は、
「品質が良いです!」
「安いです!」
「接客が丁寧です!」
と宣伝していました。
もちろん悪くありません。
でも、正直、他の店も同じことを言っています。
一方、B店は違いました。
B店の店主は、長年、外回り営業をしていた経験がありました。
毎日たくさん歩いていたので、
「夕方になると足が痛い」
という悩みをよく知っていました。
そこでB店は、
「1日1万歩歩く人のための疲れにくい靴専門店」
として売り出したのです。
すると、
- 営業職の人
- 配達員
- 旅行好きな人
- 立ち仕事の人
が次々に来店するようになりました。
なぜなら、
「自分の悩みをわかってくれている」
と感じたからです。
これがUSPの力です。
ただ靴を売っているのではありません。
「誰の、どんな悩みを解決するか」
がハッキリしていたんですね。
USPが弱い人の特徴
USPが弱いと、こんな状態になりやすいです。
- 誰向けかわからない
- 印象に残らない
- 比較されやすい
- 値段勝負になる
- 「結局、何が強みなの?」となる
これは仕事でも同じです。
たとえば、
「プログラミングできます」
だけでは弱いです。
でも、
「古い業務システムの保守改善が得意です」
になると、一気に具体的になります。
さらに、
「現場の人が困らない改善が得意」
まで入ると、人柄や価値まで伝わります。
USPは、“能力の高さ”より、“伝わりやすさ”が大事なんです。
USPは「過去」に隠れている
USPが見つからない人は多いです。
でも実は、強みは過去に隠れていることが多いです。
たとえば、
- 長く続けてきたこと
- 人からよく相談されること
- 苦労した経験
- 昔は嫌だったこと
- 当たり前にできること
ここにヒントがあります。
特に40代以降は強いです。
なぜなら、
「経験」
があるからです。
若い頃は、知識や勢いで勝負できます。
でも年齢を重ねると、
- 実際に失敗した経験
- 遠回りした経験
- 人間関係で悩んだ経験
- 続かなかった経験
これ自体が価値になります。
同じ悩みを持つ人にとって、
「それ、わかる」
と言ってくれる人は貴重なんです。
USPは「誰に向けるか」で決まる
ここが重要です。
USPは、自分だけで決まりません。
「誰に向けるか」
で変わります。
たとえば、
料理が得意な人でも、
- 一人暮らし向け
- 忙しい家庭向け
- 節約したい人向け
- 健康志向向け
で、見せ方が全部変わります。
だから、
「自分は何ができるか?」
だけではなく、
「誰の悩みを助けたいか?」
を考えることが大切です。
USPは、自慢ではありません。
相手の困りごとを解決するための“看板”です。
完璧なUSPを作ろうとしなくていい
ここで止まる人も多いです。
「もっと特別じゃないと…」
「もっとすごくないと…」
でも、最初から完璧である必要はありません。
むしろ、
「少しずつ磨かれていく」
ものです。
発信して、試して、反応を見て、
「これ、求められてるんだ」
と気づいて育っていきます。
最初から大ヒット商品を作れる人なんて、ほとんどいません。
まずは、
「自分は誰の役に立てそうか?」
ここから始めれば十分です。
おすすめ書籍
『沈黙のWebマーケティング』(著:松尾茂起)
マーケティングが苦手な人でも読みやすく、「選ばれる理由」の作り方が物語形式で学べる本です。
難しい専門書より、「実際どう考えるの?」がイメージしやすい一冊です。
まとめ
USPとは、
「あなたを選ぶ理由」
です。
全部できる人より、
「この人はここが強い」
が伝わる人のほうが、記憶に残ります。
特別な才能より、
- 経験
- 失敗
- 続けてきたこと
- 困ってきたこと
こういう積み重ねが、強みになります。
そしてUSPは、一度決めて終わりではありません。
小さく試しながら育てていくものです。
毎日の発信や行動を少しずつ続ける習慣が、結果的に「自分らしい強み」を作っていくのかもしれませんね。
それでは、また次回👋