こんにちは♪
今回は、ちょっと“戦国時代の裏側”をのぞけるお城、【名護屋城】へ行ってきました。
あまり知られていませんが、実はここ、大阪城に次ぐ規模だったといわれる超大規模なお城なんです!
しかも、なんと海のすぐそば。
美しい景色と一緒に、戦国ロマンにひたれるスポットですよ。
名護屋城ってどんなお城?
名護屋城は、豊臣秀吉が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)のために築いた拠点。
肥前名護屋(現在の佐賀県唐津市)に1591年にわずか数ヶ月で築城され、約20万人の兵士が全国からここに集結したといわれています。
天守や本丸、御殿、城下町、大名の陣屋が一大軍事都市として整備され、戦国時代の“もう一つの首都”のような存在でした。
観光の見どころポイント
●城跡のスケールが圧巻!
本丸跡や石垣、天守台などが整備されていて、歩いてまわるだけでも「ここが戦国の中心だったのか…!」と実感できるほど。高台からは玄界灘が見渡せ、眺望もばっちりです。
●名護屋城博物館で歴史を学ぼう
隣接する「佐賀県立名護屋城博物館」では、出兵の経緯や城の構造、当時の大名の陣屋の配置などが詳しく紹介されています。無料で入館できるのもうれしいポイント!
●大名の陣跡めぐりも楽しい♪
加藤清正、伊達政宗、黒田長政など有名武将の陣屋跡が周辺に点在しています。スタンプラリーやウォーキング感覚で歴史散歩が楽しめますよ。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:
JR唐津駅からバスで約40分「名護屋城博物館入口」下車すぐ
※車だと唐津市街から約30分。無料駐車場あり。
⏰見学時間:
城跡は常時見学可能(※日没後は足元注意)
名護屋城博物館:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
💰入館料:
城跡:無料
博物館:無料(企画展は有料の場合あり)
📍所在地:
佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3
小話:まぼろしの城が一夜にして消えた…?
秀吉の死後、名護屋城は一気に役目を終え、徳川家康の命で解体されてしまいました。
そのため、建物は現存せず、現在は広大な城跡だけが残ります。
けれども、全国から集まった約130もの大名陣屋の跡地や、整然とした石垣が、当時の賑わいを今も伝えてくれています。
周辺の観光スポット
●呼子の朝市・呼子大橋
新鮮なイカ料理が楽しめる呼子エリアはすぐ近く。朝市もにぎやかで楽しい♪
●唐津城(舞鶴城)
唐津湾を望む美しいお城。桜や紅葉の季節もおすすめ。
●波戸岬(はどみさき)
絶景の岬でのんびり海風を感じながら散策を。サザエのつぼ焼きも名物です♪
人気の秘密は“歴史ファン泣かせ”な壮大さ
天守や建物が残っていないにもかかわらず、名護屋城が人気なのは、その圧倒的なスケールと歴史の深さ。
武将たちが夢を託してこの地に集った、その空気を今も肌で感じられるんです。
歴史好きはもちろん、自然とセットで楽しみたい方にもぴったり!
まとめ:戦国最後の夢が眠る場所
【名護屋城】は、天下統一のその先を見据えた豊臣秀吉の“最後の大事業”。
建物がなくても、その“想い”がしっかり残っていて、歩くだけでもロマンにひたれる場所です。
次の旅先に、歴史と海が交わるこの場所を加えてみませんか?
時間がゆっくり流れる静かな丘で、戦国の風を感じてみてくださいね♪