050【備中松山城】雲海に浮かぶ天空の城、日本一高い現存天守へ

こんにちは♪

今回ご紹介するのは、岡山県高梁市にある【備中松山城(びっちゅうまつやまじょう)】です。

「天空の城」といえば、兵庫の竹田城を思い浮かべる方も多いですが、こちらも負けていませんよ〜!

標高約430メートルの臥牛山(がぎゅうざん)の山頂に築かれたお城で、現存天守を持つ唯一の山城なんです。

雲海が広がる季節には、幻想的な風景が見られることでも有名です。

備中松山城ってどんなお城?

【備中松山城】の歴史は古く、**鎌倉時代(1240年ごろ)**に築かれたのがはじまり。

戦国時代には毛利氏や宇喜多氏が関わり、江戸時代には小堀遠州ゆかりの小堀家などが城主を務めました。

天守が建てられたのは江戸時代中期(1683年ごろ)とされ、なんと現在でも当時のままの姿で残されていて、現存12天守のひとつなんですよ。

山の斜面や岩盤を利用した造りになっていて、自然と調和した防御性の高さが魅力です。

観光の見どころポイント

●現存する天守(日本一高所)
標高430mにある天守は、現存天守としては日本一高い場所に位置します。
木造の小ぶりな二層二階の天守は、素朴で美しく、時代を感じる佇まいです。

●石垣と巨岩のコントラスト
天守へ向かう途中にある天然の巨岩を活かした石垣が、まさに圧巻!
自然と人工の融合美に思わず息をのみます。

●雲海スポット(展望台)
10月~12月の朝に運が良ければ、雲海に浮かぶお城が見られることも!
「天空の城」と呼ばれる理由がここにあります。

※雲海は城から少し離れた「備中松山城展望台」からの撮影が有名です♪

アクセス・入場情報

🚃最寄駅:JR伯備線「備中高梁駅」からタクシーで約10分(ふいご峠駐車場)
※ふいご峠からは徒歩約20分(山道です)

🏯入場料:大人500円、小・中学生200円

🕒営業時間:9:00〜17:30(10月〜3月は16:30まで)
※入城は閉門30分前まで、12/29〜1/3は休城

📍所在地:岡山県高梁市内山下1

※徒歩に自信がない方は「登城整理バス」も運行しています(季節・時間により異なる)

小話:猫城主「さんじゅーろー」

実はこのお城、ちょっとした人気者がいるんです。

それが、猫の「さんじゅーろー」くん。

お城のPR隊長として地元でも大人気!

城主気分で城内を歩く姿がSNSで話題になり、ぬいぐるみやグッズまで登場。

会えたらラッキーですよ♪

周辺の観光スポット

●武家屋敷通り
お城のふもとには、江戸時代の面影を残す武家屋敷が並ぶ風情ある町並みが広がります。

●頼久寺庭園(らいきゅうじ)
小堀遠州作と伝わる美しい庭園で、心がスーッと落ち着く空間です。

●高梁市図書館(T-SITE)
駅前にあるオシャレな図書館&商業施設。観光の休憩にもぴったりです♪

人気の秘密は“天空の絶景×歴史ロマン”

【備中松山城】の人気の理由は、やっぱり山城らしい冒険感雲海に浮かぶ絶景

そして、現存する天守という貴重さもポイントです。

険しい道のりの先にあるからこそ、たどり着いたときの感動はひとしお。

自然のなかに溶け込むようにたたずむ天守を目の前にすると、まるでタイムスリップした気分になりますよ。

まとめ:雲の上のひとときを、そっと歩いて味わう

【備中松山城】は、静かに歴史を語りかけてくるような、そんな場所。

標高430mの山頂に立つ現存天守、雲海に包まれる幻想的な風景、猫城主のやさしいまなざし。

すべてが合わさって、旅の思い出にふわりと花を添えてくれます。

歩きやすい靴で、ちょっとした冒険気分を楽しみながら、ぜひ訪れてみてくださいね♪