こんにちは♪
今回の旅の舞台は、島根県松江市にある【松江城】。
別名「千鳥城」とも呼ばれるこのお城は、現存する12天守のひとつで、しかも国宝に指定されているんです。
風情あるお堀や、宍道湖の美しい景色と一緒に楽しめる松江城は、まさに“水の都のお城”。
のんびり歩きながら、歴史や景色をじっくり味わいたい方にぴったりの場所です。
松江城ってどんなお城?
【松江城】は、1607年に**堀尾吉晴(ほりお よしはる)**によって築かれました。
関ヶ原の戦いで功績を挙げた堀尾家が出雲を治めることになり、新しい拠点として築城が始まったのが松江城です。
石垣の上に堂々とそびえる天守は、現存するものの中でも最大級。
黒を基調としたシックな姿は、威厳がありつつもどこかやさしい佇まいで、訪れる人の心をひきつけます。
観光の見どころポイント
●国宝・松江城天守
天守の内部には、当時の木材や柱がそのまま残されていて、江戸時代の空気が漂っています。
最上階からは宍道湖や市街地を一望でき、天気の良い日は絶景が広がります♪
●お堀と遊覧船「堀川めぐり」
松江城のお堀はとっても広くて美しいんです。
屋根付きの小さな遊覧船に乗って、水の上からお城や武家屋敷を眺めるのは、松江ならではの贅沢な体験です。
●二之丸史跡庭園と松江歴史館
松江城を中心とした城下町の文化や暮らしを感じられる施設。
お抹茶をいただけるお茶室もあり、のんびり過ごせますよ。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:JR「松江駅」からバスで約10分、「国宝松江城(大手前)」下車すぐ
🏯入館料(天守):
・大人 680円 / 小・中学生 290円
🕒営業時間:
・4月〜9月:8:30〜18:30(最終入場18:00)
・10月〜3月:8:30〜17:00(最終入場16:30)
・年中無休
📍所在地:島根県松江市殿町1-5
小話:千鳥が飛ぶような屋根から“千鳥城”の名も
松江城の別名「千鳥城」は、天守の屋根の形が千鳥が羽ばたく姿に見えることからついたもの。
その優雅な姿は、どこか詩的で、松江の穏やかな空気にぴったりです♪
また、松江は“茶の湯文化”が盛んな土地。
7代藩主・**松平不昧公(ふまいこう)**は大名茶人として知られ、今も城下には和菓子店やお茶処がたくさんあるんですよ。
周辺の観光スポット
●塩見縄手(しおみなわて)通り
松江城のお堀沿いに続く武家屋敷の街並み。歴史的建造物やカフェ、和雑貨のお店が並び、歩くだけで楽しいエリアです。
●小泉八雲記念館・旧居
『怪談』などで知られる作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が暮らした家。日本文化への深い愛が感じられます。
●宍道湖の夕日
お城からも近い宍道湖は、「日本夕日百選」に選ばれるほどの絶景スポット。湖畔のベンチに座って、沈む夕日を眺めるひとときは格別です。
人気の秘密は“現存天守と水の風景のコラボ”
松江城のいちばんの魅力は、現存天守と水辺の風景の美しさ。
堀川や宍道湖、そして和の街並みが、お城と見事に調和しています。
また、天守内部の展示や、遊覧船でのんびりめぐる時間も、旅の思い出にしっかり残ります♪
まとめ:国宝のお城で、心やわらぐ時間を
【松江城】は、歴史ファンだけでなく、静かな街歩きが好きな方や、自然を感じたい方にもおすすめのお城。
シンプルで品のあるたたずまいの中に、奥深い魅力がぎゅっとつまっています。
歴史を感じ、水辺に癒やされ、和菓子でほっとひと息。
そんなやさしい旅ができるのが、松江の魅力です。
ぜひ次の旅先に、心落ち着く“水の都の城”を加えてみてくださいね♪