
こんにちは♪
今回は茨城県水戸市にある、あの「水戸黄門」でおなじみの【水戸城】をご紹介します。
お城といえば天守がドーン!というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、水戸城はちょっと違います。
実は、「日本最大級の土塁のお城」として知られているんです。
歴史好きはもちろん、のんびりお散歩したい方にもおすすめな、ちょっと不思議でおだやかなお城。
さっそく、魅力を見ていきましょう♪
水戸城ってどんなお城?
水戸城は平安時代末期、馬場資幹によって築かれたと伝えられています。
その後、戦国時代を経て江戸時代には徳川家康の11男・徳川頼房が入城し、水戸徳川家がスタート。
あの「水戸黄門」こと徳川光圀もここで活躍しました。
天守はありませんが、その代わりに巨大な「空堀」や「土塁」が守りを固める、実用重視のお城。
残念ながら建物の多くは現存していませんが、復元された大手門や、武家屋敷跡、学校に転用された跡など、歴史の名残があちこちに残っています。
観光のポイントはここ!
●水戸城大手門(復元)
2020年に復元されたばかりの立派な門。木造の風格ある姿が水戸城の新しいシンボルです。写真映えもバッチリ♪
●弘道館
水戸藩が誇った藩校で、なんと天保12年(1841年)に創設。建物の一部は現存していて、当時の学問と教育の姿を今に伝えています。
●空堀と土塁
歩いてびっくりの深さとスケール。土を積み上げてつくられた城の防御ラインは、まさに「日本最大級」と呼ぶにふさわしい迫力です。
●薬医門
現存する唯一の城門で、格式の高さを感じさせる造りが見どころ。現在は水戸第一高等学校の敷地内にあります。
●「水戸学」ゆかりの地
水戸藩が力を入れていた学問「水戸学」。後の明治維新にも大きな影響を与えた思想の発信地でもあります。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:
JR常磐線「水戸駅」北口から徒歩約10〜15分。
大手門や弘道館までは、散歩にちょうどいい距離です♪
🏯入館料(弘道館)
一般:400円、高校生以下:無料
🕒営業時間(弘道館)
9:00〜17:00(最終入館16:30)
※年末年始は休館
📍住所:茨城県水戸市三の丸1丁目(弘道館など主要施設)
小話
水戸城の敷地は、現在は「水戸第一高等学校」などに使われています。
なので、お城を訪れると制服姿の学生さんとすれ違うことも♪
城跡に立つ高校って、なんだかかっこいいですよね。
昔は藩校「弘道館」で学んでいた場所が、今も「学びの場」として残っているのは、とても素敵なことです。
周辺の観光スポットもチェック!
●偕楽園
日本三名園のひとつとして有名な梅の名所。2月~3月の梅まつりは必見!お城とセットで巡るのが王道コース。
●千波湖
偕楽園のすぐそばにある湖で、自然を感じながらのんびり散歩できます。白鳥やカモにも出会えるかも♪
●水戸芸術館
独特なタワーが目印の現代アートスポット。展示やコンサートなども楽しめて、ちょっと文化的なひとときを過ごせます。
人気の秘密は
【水戸城】の人気の秘密は、「知的な雰囲気」と「気軽に歩ける歴史散歩コース」。
天守がなくても、遺構や復元建物がしっかりしていて、見ごたえあり。
弘道館で学問の香りを感じながら、ゆったりと城下町を歩くのは、ちょっと大人な楽しみ方かも♪
歴史初心者でも「水戸黄門」で親しみがあるので、訪れやすいのもポイントです。
まとめ
【水戸城】は、ド派手な天守こそありませんが、土塁や空堀、歴史ある建物がじんわりと心に残るお城。
復元された門や弘道館をめぐりながら、かつての藩士たちの暮らしや思いに触れることができます。
駅チカなので、日帰り旅行にもぴったり♪
次の週末、ちょっとだけ知的な気分で「お城×学びの旅」に出かけてみませんか?