008【会津若松城】赤瓦に映える歴史ロマン。白虎隊の想いを感じて歩く、鶴ヶ城の一日。

こんにちは♪

今回は、福島県会津若松市にある美しい名城、【会津若松城あいづわかまつじょう】をご紹介します。

鶴ヶ城つるがじょう」の名でも広く知られ、赤瓦あかがわらが映える美しい天守は、まさに会津のシンボル。

幕末の悲劇「白虎隊びゃっこたい」の物語や、会津藩の武士たちの誇りが今も息づく、心に残るお城です。

お城好きさんも、歴史にふれたい方も、きっと忘れられない時間になりますよ。

会津若松城ってどんなお城?

会津若松城あいづわかまつじょう】は、1384年に葦名直盛あしな なおもりが築いた「黒川城くろかわじょう」が始まりとされています。

その後、戦国の名将・蒲生氏郷がもう うじさとが大改修を行い、「鶴ヶ城つるがじょう」と名付けられました。

江戸時代には、会津藩・松平家の居城として栄え、幕末には新政府軍との「戊辰戦争ぼしんせんそう」の舞台に。

激しい戦火にも耐え抜いたことから、「難攻不落の名城」として知られています。

現在の天守は1965年に再建されたもので、2011年には創建当初の赤瓦あかがわらへと復元され、今の美しい姿となりました。

観光のポイントはここ!

●赤瓦の美しい天守閣
お城といえば黒や白が多い中、【鶴ヶ城】の赤瓦はとても印象的。青空や桜、新緑しんりょく紅葉こうよう、雪景色…どんな季節にもよく映えます。

●天守閣内部の歴史資料館
戊辰戦争ぼしんせんそう白虎隊びゃっこたい、会津藩の歴史がわかりやすく展示されています。甲冑かっちゅう刀剣とうけんなども見ごたえあり!

●茶室「麟閣りんかく
千利休の子・少庵しょうあんが建てたと伝わる由緒ある茶室。お抹茶体験(有料)もできますよ♪

●白虎隊の足跡
会津戦争で命を落とした白虎隊の物語はとても切なく、城下を眺めたという飯盛山いいもりやまとあわせて訪れると、より心に響きます。

アクセス・入館料・営業時間

🚃最寄駅
JR「会津若松駅」からまちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で約15分
(「鶴ヶ城入口」バス停下車すぐ)

🏯入館料(天守閣)
大人:410円、高校生:310円、小中学生:150円
(麟閣との共通券もあります)

🕒営業時間
8:30〜17:00(最終入館 16:30)
年中無休

📍住所:福島県会津若松市追手町1-1

ちょっとした小話

蒲生氏郷がもう うじさとがこの地に築いたお城を「鶴ヶ城」と名付けたのは、「鶴は千年、亀は万年」の言葉から、末永い繁栄と平和を願ったためと伝えられています。

また、城の地形が鶴が翼を広げたように見えることも由来のひとつ。

美しいだけじゃなく、願いも込められているんですね。

周辺の観光スポット

飯盛山いいもりやま
白虎隊が最後を迎えた場所。会津の歴史を静かに感じられるスポットです。

●さざえ堂
二重らせん構造という珍しい建築で、国の重要文化財にも指定されています。中に入ってぐるぐる回るのが面白い!

●七日町通り
レトロな町並みにカフェや土産屋が並ぶ、散策にぴったりの通り。会津漆器あいづしっきや地酒、郷土料理も楽しめます。

御薬園おやくえん
江戸時代の薬草園やくそうえんを再現した美しい庭園。和風の静けさに癒されます。

人気の秘密って?

会津若松城あいづわかまつじょう】の人気の秘密は、見た目の美しさと、歴史の深さ

赤瓦の天守はインパクト抜群で、写真にも映えますし、内部の展示は学びがたっぷり。

そして、白虎隊や会津藩士たちの物語が、訪れる人の心を打つんです。

さらに、城下町の雰囲気が今も残る会津若松は、まち歩き自体が楽しい!

ふらっと入ったお店が素敵だったり、地元の方がやさしかったり…そんな「ほっこりする旅」ができるところも魅力です。

まとめ:鶴ヶ城で出会う、会津の誇りとやさしさ

会津若松城あいづわかまつじょう】は、会津の誇りがつまったお城。

赤瓦の天守が空に映え、歴史がそっと語りかけてくれる場所です。

白虎隊の想い、会津武士の心意気、そして蒲生氏郷がもう うじさとの美意識——

静かに歩くだけで、いろんな「想い」が感じられる、そんなお城です。

季節を変えて何度も訪れたくなる、会津の宝物。

やさしくて、芯のある旅がしたい方に、ぜひおすすめです♪