
こんにちは♪
今回は、福島県会津若松市にある美しい名城、【会津若松城】をご紹介します。
「鶴ヶ城」の名でも広く知られ、赤瓦が映える美しい天守は、まさに会津のシンボル。
幕末の悲劇「白虎隊」の物語や、会津藩の武士たちの誇りが今も息づく、心に残るお城です。
お城好きさんも、歴史にふれたい方も、きっと忘れられない時間になりますよ。
会津若松城ってどんなお城?
【会津若松城】は、1384年に葦名直盛が築いた「黒川城」が始まりとされています。
その後、戦国の名将・蒲生氏郷が大改修を行い、「鶴ヶ城」と名付けられました。
江戸時代には、会津藩・松平家の居城として栄え、幕末には新政府軍との「戊辰戦争」の舞台に。
激しい戦火にも耐え抜いたことから、「難攻不落の名城」として知られています。
現在の天守は1965年に再建されたもので、2011年には創建当初の赤瓦へと復元され、今の美しい姿となりました。
観光のポイントはここ!
●赤瓦の美しい天守閣
お城といえば黒や白が多い中、【鶴ヶ城】の赤瓦はとても印象的。青空や桜、新緑、紅葉、雪景色…どんな季節にもよく映えます。
●天守閣内部の歴史資料館
戊辰戦争や白虎隊、会津藩の歴史がわかりやすく展示されています。甲冑や刀剣なども見ごたえあり!
●茶室「麟閣」
千利休の子・少庵が建てたと伝わる由緒ある茶室。お抹茶体験(有料)もできますよ♪
●白虎隊の足跡
会津戦争で命を落とした白虎隊の物語はとても切なく、城下を眺めたという飯盛山とあわせて訪れると、より心に響きます。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:
JR「会津若松駅」からまちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で約15分
(「鶴ヶ城入口」バス停下車すぐ)
🏯入館料(天守閣):
大人:410円、高校生:310円、小中学生:150円
(麟閣との共通券もあります)
🕒営業時間:
8:30〜17:00(最終入館 16:30)
年中無休
📍住所:福島県会津若松市追手町1-1
ちょっとした小話
蒲生氏郷がこの地に築いたお城を「鶴ヶ城」と名付けたのは、「鶴は千年、亀は万年」の言葉から、末永い繁栄と平和を願ったためと伝えられています。
また、城の地形が鶴が翼を広げたように見えることも由来のひとつ。
美しいだけじゃなく、願いも込められているんですね。
周辺の観光スポット
●飯盛山
白虎隊が最後を迎えた場所。会津の歴史を静かに感じられるスポットです。
●さざえ堂
二重らせん構造という珍しい建築で、国の重要文化財にも指定されています。中に入ってぐるぐる回るのが面白い!
●七日町通り
レトロな町並みにカフェや土産屋が並ぶ、散策にぴったりの通り。会津漆器や地酒、郷土料理も楽しめます。
●御薬園
江戸時代の薬草園を再現した美しい庭園。和風の静けさに癒されます。
人気の秘密って?
【会津若松城】の人気の秘密は、見た目の美しさと、歴史の深さ。
赤瓦の天守はインパクト抜群で、写真にも映えますし、内部の展示は学びがたっぷり。
そして、白虎隊や会津藩士たちの物語が、訪れる人の心を打つんです。
さらに、城下町の雰囲気が今も残る会津若松は、まち歩き自体が楽しい!
ふらっと入ったお店が素敵だったり、地元の方がやさしかったり…そんな「ほっこりする旅」ができるところも魅力です。
まとめ:鶴ヶ城で出会う、会津の誇りとやさしさ
【会津若松城】は、会津の誇りがつまったお城。
赤瓦の天守が空に映え、歴史がそっと語りかけてくれる場所です。
白虎隊の想い、会津武士の心意気、そして蒲生氏郷の美意識——
静かに歩くだけで、いろんな「想い」が感じられる、そんなお城です。
季節を変えて何度も訪れたくなる、会津の宝物。
やさしくて、芯のある旅がしたい方に、ぜひおすすめです♪