
こんにちは♪
今回は、山形県山形市にある【山形城】をご紹介します。
「霞城」の愛称でも親しまれているこのお城は、戦国時代の名将・最上義光が築いたお城。
現在は「霞城公園」として整備され、広々としたお堀や復元された城門など、のんびり散策が楽しめるスポットになっています。
四季折々の自然と、戦国のロマンが溶け合う場所…それが【山形城】です。
山形城ってどんなお城?
【山形城】は、1357年に斯波兼頼によって築かれたのがはじまり。
その後、最上義光が大改修を行い、東北随一の規模を誇る大きなお城になりました。
とくに義光時代には徳川家康からも一目置かれる存在だったとか。
二の丸・三の丸を取り囲む広大な敷地は、まるで一つの街のようです。
現在は天守は残っていませんが、石垣や土塁、濠などの遺構がしっかり残っており、城跡としての魅力はたっぷり。
近年は本丸一文字門と大手橋の復元なども進み、当時の姿が少しずつよみがえっています。
観光のポイントはここ!
●復元された本丸一文字門と大手橋
堂々とした木造の門と美しい橋は、まるで時代劇のワンシーンのよう。写真映えも抜群です!
●最上義光像
公園内に建つ甲冑姿の騎馬像。力強く前を見据える姿は、義光公の気迫を感じさせます。
●お堀沿いの散策道
春は桜、秋は紅葉と、季節によって風景がガラリと変わります。特にお堀に映る桜並木は、山形の春の風物詩♪
●霞城公園としての憩いの場
地元の方々にも親しまれている公園で、ベンチや芝生広場もあります。ピクニックにもおすすめですよ。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:
JR「山形駅」西口から徒歩約10分。アクセス抜群です!
🏯入園料:
霞城公園は入園無料です♪
(※施設見学は一部有料の場合あり)
🕒営業時間:
公園は通年開放(夜間は一部立入不可)。
本丸一文字門や資料館は9:00〜16:30、月曜休館
📍住所:山形県山形市霞城町1-7
ちょっとした小話
山形城を語るうえで欠かせないのが、戦国武将・最上義光公。
上杉景勝や伊達政宗と渡り合いながら、山形の地を守り、最上家の最盛期を築いた名将です。
実は、彼の娘・駒姫は豊臣秀次事件に巻き込まれ、非業の死を遂げた悲劇の姫。
義光公はその死を深く悼み、供養塔を建てたと伝えられています。
この話もまた、山形城の歴史の深みを感じさせてくれますね。
周辺の観光スポット
●山形市郷土館(旧済生館本館)
レトロな洋風建築が印象的な博物館。山形の歴史や文化を学べます。
●山形美術館
霞城公園のすぐ隣。日本画から西洋美術まで幅広く展示されており、静かで落ち着いた時間が過ごせます。
●七日町・本町エリア
城下町の名残を感じるエリアで、カフェや雑貨店が点在。食べ歩きも楽しいですよ♪
人気の秘密って?
【山形城】の魅力は、何と言っても自然と歴史が調和した「居心地のよさ」。
東北有数の広さを誇る城跡は開放感があり、季節の花々とともにのんびり過ごせます。
また、駅からのアクセスも良く、気軽に行ける本格的な歴史スポットとして観光客からも人気。
歴史好きさんはもちろん、ふらりと立ち寄る人も多い、そんな優しさと奥深さのあるお城です。
まとめ
【山形城】は、にぎやかすぎず、でも見どころたっぷりの静かな名城。
最上義光公の気概を感じながら、お堀の水面に映る季節のうつろいを楽しむ…そんな贅沢な時間が流れています。
山形のまち歩きと合わせて、ぜひ訪れてほしい歴史スポット。
ふわりと過ごす旅のひとときに、ぴったりの場所ですよ♪