081【時は金なり】時間をムダにすると損をする!?

こんにちは!今回は、誰もが一度は聞いたことがあるであろう、あの有名なことわざ「時は金なり」についてお話しします。

この言葉、よく聞くけれど、実際にどういう意味で、どんな由来があるのかまで知っている方は意外と少ないかもしれません。

今回は、「時は金なり」の意味を深掘りしつつ、日常のちょっとしたたとえ話やエピソードも交えて、わかりやすく解説していきます!


「時は金なり」の意味とは?

「時は金なり」とは、
「時間はお金と同じくらい、あるいはそれ以上に貴重なものだから、ムダにしてはいけない」
という意味のことわざです。

英語でも “Time is money.” という同じ表現があり、世界中で大切にされている価値観のひとつです。


たとえ話でイメージしてみよう

ある日、太郎くんと花子さんが一緒に宿題をやっていました。

太郎くんは途中でスマホをいじったり、YouTubeを見たりしてダラダラ……
一方、花子さんは集中して1時間で宿題を終え、その後は好きな本を読んだり、趣味の時間を楽しみました。

夜になって太郎くんは焦りながら宿題を続けていましたが、花子さんはもうお風呂も入ってリラックス。

この時、太郎くんは「1時間の自由な時間」という“金(価値)”を失ってしまったことになります。

「時は金なり」とは、まさにこういうこと。
時間を上手に使う人は、結果として“得”をする。
時間をムダにする人は、目に見えない“大損”をしているのです。


起源:誰が最初に言ったの?

「時は金なり」ということわざの由来は、アメリカの政治家・発明家として知られるベンジャミン・フランクリンの言葉だとされています。

彼は1748年に発表した『貧しいリチャードの暦』の中で、
“Time is money.”
という表現を使っています。

日本には明治時代以降、欧米の文化が入ってくる中でこのことわざも紹介され、広まりました。


こんな時に思い出したい「時は金なり」

  • スマホでSNSをなんとなく眺めているとき

  • 目標があるのに、今日はまあいいかとダラダラしてしまうとき

  • 無駄な待ち時間をボーッと過ごしてしまうとき

ふと立ち止まって、「この時間、何かに使えないかな?」と思える人は、人生の貯金がどんどん増えていきます。


まとめ

「時は金なり」は、ただのことわざではなく、**“生き方の指針”**になるような大事な言葉です。

今という時間は、誰にとっても1回きり。
ムダにせず、大切に使うことで、自分の未来を少しずつ良い方向に変えていくことができるのです。

たまには時計を見ながら、自分の「時間の使い方」を振り返ってみるのもいいかもしれませんね!


ほかのことわざも、こんな風にエピソードを交えて紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!