
こんにちは!
今日はマーケティングでよく出てくる「ウォンツ」について、わかりやすく紹介していきます。
「マーケティングって難しそう…」
そんなイメージを持つ人も多いですが、実はかなり身近な話なんです。
コンビニ、YouTube、スマホ、ネット通販。
私たちは毎日、知らないうちに“ウォンツ”で動かされています。
この記事では、
- ウォンツとは何か
- ニーズとの違い
- なぜ人は欲しくなるのか
- マーケティングでどう使われるのか
を、たとえ話を交えながら紹介します。
ウォンツとは?
ウォンツ(Wants)とは、
「こうなりたい」
「これが欲しい」
「こんな生活をしたい」
という“理想や願望”のことです。
たとえば、
- 疲れをラクにしたい
- 若く見られたい
- お金の不安を減らしたい
- 時間に追われたくない
- 便利に暮らしたい
- 人から良く見られたい
こういう気持ちですね。
人は「必要だから」だけで買うわけではありません。
「こうなれそう」
「気分が良くなりそう」
「自分が変われそう」
と思ったときに、お金を使います。
これがマーケティングでとても大事なポイントです。
ニーズとウォンツの違い
ここはよく混ざるので、シンプルにいきます。
ニーズ
生きるため・困りごとを解決するために必要なもの。
例:
- お腹が空いた
- 暑い
- 移動したい
ウォンツ
「どんな方法で満たしたいか」。
例:
- ラーメンが食べたい
- 高性能エアコンが欲しい
- 静かな高級車に乗りたい
つまり、
「必要」がニーズ。
「理想」がウォンツです。
たとえ話
ある日、仕事帰りの男性がいました。
その人はクタクタです。
「疲れた…」
「今日はもう何もしたくない…」
これが“ニーズ”です。
すると、スマホに広告が出ました。
「5分で完成! 洗い物ほぼゼロ!」
冷凍パスタの広告です。
しかも、
- 有名店監修
- 大盛り
- レンジだけ
- 半額キャンペーン中
その男性は思いました。
「これならラクできそう」
「今日は自分を甘やかしたい」
そして購入。
ここで買った理由は、
「空腹を満たしたい」だけではありません。
- ラクしたい
- 面倒を減らしたい
- 少し幸せを感じたい
こういう感情が動いたんです。
これがウォンツです。
マーケティングは「商品」ではなく「未来」を売っている
ここ、かなり重要です。
人は商品そのものを買っているようで、
本当は“その先の未来”を買っています。
たとえば、
ドリルを買う人
欲しいのはドリルではありません。
「壁に穴を開けたい」が目的です。
高いイスを買う人
イスが欲しいというより、
- 腰をラクにしたい
- 疲れを減らしたい
- 快適に仕事したい
これを求めています。
ジムに通う人
欲しいのは筋トレではありません。
- 健康になりたい
- 若く見られたい
- 自信を持ちたい
こういう未来です。
つまりマーケティングは、
「この商品どうですか?」
ではなく、
「これを使うと、こんな良い未来がありますよ」
を伝えることなんです。
ウォンツを理解すると、人の行動が見えてくる
面白いのはここです。
同じ商品でも、
人によって欲しい理由が全然違います。
たとえば高級時計。
ある人は、
「成功者に見られたい」。
別の人は、
「長く使える良い物が欲しい」。
また別の人は、
「自分へのご褒美」。
全部ウォンツです。
だからマーケティングでは、
「誰に向けて伝えるか」が超重要になります。
全員に向けると、逆に誰にも刺さらなくなるんです。
今の時代は「共感」が強い
昔は、
「高性能です!」
「最新です!」
だけでも売れました。
でも今は違います。
- 自分に合っているか
- 気持ちをわかってくれるか
- 価値観が近いか
こういう“共感”がかなり大きいです。
だから最近は、
- リアルな体験談
- 失敗談
- 日常の悩み
を発信する人が増えています。
人は「完璧な人」より、
「自分と近い人」に安心するからです。
ウォンツは時代で変わる
これも大事です。
昔は、
「とにかく物を持つ」が価値でした。
でも今は、
- 時間が欲しい
- ストレスを減らしたい
- シンプルに暮らしたい
- 自分のペースで働きたい
こういうウォンツが増えています。
つまり、
売れるものも変わっていくということです。
だからマーケティングは、
「人の気持ちを見る力」がかなり重要なんですね。
まとめ
ウォンツとは、
「こうなりたい」という理想や願望のことです。
人は必要だから買うだけではありません。
- ラクしたい
- 認められたい
- 安心したい
- 変わりたい
そんな気持ちで行動しています。
マーケティングは、
商品説明だけでは弱いです。
「その人がどんな未来を求めているか」
ここを理解すると、一気に伝わり方が変わります。
そして最後に少しだけ。
ウォンツを理解しても、
すぐに全部うまくできるわけではありません。
でも、
- 相手の気持ちを見る
- なぜ欲しくなるのか考える
- 日常で観察する
これを少しずつ続けると、見える景色が変わってきます。
大きく変えようとしなくて大丈夫です。
小さく気づく習慣が、
マーケティング感覚を育ててくれますよ。
📚おすすめ書籍
『ドリルを売るには穴を売れ』(著:佐藤義典)
マーケティング初心者向けの定番書です。
「人は商品ではなく、その先の価値を買っている」という考え方を、身近な例でわかりやすく学べます。
専門用語も少なく、読みやすい1冊です。