
こんにちは!
今日は
「確証バイアス」
という心理学の考え方を、たとえ話つきでわかりやすく紹介していきます。
検索でもよく調べられているテーマで、「思い込み」「心理効果」「認知バイアス」などと深く関係しています。
確証バイアスとは(意味をやさしく解説)
確証バイアスとは、
「自分の考えが正しいと信じたいあまり、それを裏づける情報ばかり集めてしまう心のクセ」
のことです。
人はみんな、自分の考えを否定されるのがしんどいもの。
だから無意識に、都合のいい情報だけを見て「やっぱり自分は正しい」と安心したくなるんです。
心理学ではこれを「認知バイアス(考え方の偏り)」の一種としています。
例でわかる確証バイアス(職場のたとえ話)
ある職場に、CさんとDさんがいました。
Cさんは「上司は自分を評価していない」と思い込んでいました。
すると、上司が忙しくて挨拶が短かった日だけを覚えてしまいます。
逆に、ほめられたことや感謝された場面は「たまたま」と流してしまう。
その結果、
「ほらやっぱり嫌われてる」
と確信がどんどん強くなっていきました。
一方Dさんは、同じ上司に対して
「忙しいだけだろうな」
と考えていました。
すると、そっけない態度は気にせず、
「フォローしてくれた」
「相談に乗ってくれた」
という場面をよく覚えています。
結果として、
「いい上司だな」
という印象が強くなりました。
同じ上司でも、見ている情報が違う。
これが確証バイアスです。
なぜ起きる?確証バイアスの心理的な理由
人の脳は「効率」を重視します。
すべてを客観的に判断するとエネルギーを使うので、一度できた考え方を守ろうとします。
この働き自体は悪くありません。
経験から素早く判断できるメリットもあります。
ただし問題は、思い込みが現実より強くなること。
- 人間関係の誤解
- 健康情報の偏り
- ニュースの極端な信念化
- ネット情報の信じ込み
こうした場面で確証バイアスは起きやすくなります。
確証バイアスに気づく3つの方法
確証バイアスはゼロにはできません。
でも気づくことはできます。
おすすめはこの3つ。
- 反対の可能性を一度考える
- 都合の悪い情報も探す
- 「本当にそう?」と自分に聞く
これだけでも、思い込みの暴走はかなり減ります。
思い込みを減らす簡単な習慣
日常で一番やりやすいのはこれです。
「別の見方を1つだけ足す」
たとえば
「無視された」→「気づかなかったのかも」
「評価されない」→「まだ見えてないだけかも」
この小さな視点追加が、思い込みをやわらげます。
まとめ
確証バイアスは、誰にでもある自然な心理効果です。
自分の考えを守ろうとする脳の働きなので、悪者ではありません。
ただし放っておくと、思い込みが現実より強くなってしまう。
だからこそ大事なのは、
「別の可能性を少しだけ見ること」。
それだけで、判断ミスや人間関係のズレはかなり減ります。
📚おすすめ書籍
『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』(著:渋谷昌三)
心理学の基本が図解で理解できる一冊。
確証バイアスや認知バイアスなど、日常で起きる心の偏りが具体例でわかります。
専門用語が少なく読みやすいので、心理学の入門にぴったりです。