選択肢が多いほど人は不幸になる?|心理学「選択肢のパラドックス」をやさしく解説

こんにちは!

今日は心理学でよく知られている

「選択肢のパラドックス」

について、たとえ話を交えながら紹介していきます。


選択肢のパラドックスとは?

「選べる自由が多いほど人は幸せになるはず」

普通はそう思いますよね。

でも心理学では逆で、

選択肢が増えるほど人は迷い・疲れ・後悔しやすくなる

とされています。

これを「選択肢のパラドックス」と呼びます。

たとえばこんな経験ありませんか?

  • メニューが多すぎて決められない
  • ネット通販で比較しすぎて疲れる
  • 選んだあと「別の方が良かったかも」と思う

選択肢が増えるほど、脳の負担も増えるんですね。


たとえ話

ある休日、Cさんがショッピングモールで靴を買おうとしました。

最初に入った店は、種類が6足だけ。

どれも似た価格で、すぐに1足を選びました。

「いい買い物したな」と満足して帰宅。

次に入った店は、なんと200足。

ブランド、色、素材、機能…全部違う。

Cさんは1時間以上悩み、ようやく購入。

でも帰宅後こう思いました。

「もっと軽いのあったかも」
「別の店のほうが安かったかも」
「色はこっちじゃなかったかも」

結果、満足度は低下。

選択肢が多いほど後悔の可能性も増える。

これがパラドックスです。


なぜ起きるのか?(心理学の理由)

主な理由は3つあります。

① 比較の負担が増える

選択肢が増えるほど脳の処理量が増え、疲れます。

いわゆる「決断疲れ」。

② 機会損失を強く感じる

1つ選ぶ=他を捨てること。

選択肢が多いほど「逃した可能性」が増えます。

③ 理想が上がる

選択肢が多いほど「もっと良いのがあるはず」と思う。

満足しにくくなります。


現代ほど起きやすい理由

今は選択肢過多の時代です。

  • サブスクの作品数
  • ネットショップの比較
  • 情報の多さ
  • 働き方や生き方の多様化

自由が増えた一方で、「決められない疲れ」が増えています。

特に年齢を重ねるほど、エネルギー節約が大事になるので影響が出やすいです。


じゃあどうすればいい?

心理学ではシンプルにこう言われます。

選択肢を減らすと幸福度は上がる

具体例:

  • 服のパターンを固定
  • 昼食の候補を決めておく
  • 使う店を決める
  • 情報源を絞る

つまり「決める回数」を減らす。


習慣との関係(軽く)

ここがポイント。

習慣=選択しない仕組み

  • 毎朝同じ流れ
  • 同じ時間に行動
  • 同じ方法で進める

習慣化すると、脳は判断を省略できます。

だからラクになる。

年齢とともに大事になるのは

「頑張る」より「迷わない仕組み」です。


📚おすすめ書籍

『パラドックス思考』(著:舘野泰一・安斎勇樹)

矛盾する選択肢にどう向き合えばいいかをやさしく解説した一冊です。

「どちらかを選ぶ」のではなく、「両立させる発想」を身につける考え方が具体例つきで紹介されています。

日常の迷いや意思決定のストレスを減らすヒントが多く、「選択肢が多いほど悩む」という心理の理解にもつながります。

最近のビジネス教養書として評価が高く、読みやすさと実用性のバランスが良い本です。


まとめ

選択肢が多いほど人は自由になる。

でも同時に迷い・疲れ・後悔も増える。

これが「選択肢のパラドックス」です。

だからこそ大事なのは、

  • 選択肢を減らす
  • 迷う回数を減らす
  • 習慣化する

シンプルにすると人生は軽くなります。

それではまた次回。