こんにちは♪
今回は、滋賀県近江八幡市にある【安土城(あづちじょう)】をご紹介します。
かの有名な戦国武将・織田信長が築いた、夢と野望がつまったお城。
現在は城跡として残されていますが、訪れる人の想像力をかき立てる、とても魅力的な場所なんです。
歴史好きさんはもちろん、ちょっとロマンチックな旅をしたい方にもおすすめですよ♪
安土城ってどんなお城?
【安土城】は、1576年に織田信長の命で築かれたお城です。
琵琶湖を望む小高い安土山に、信長はそれまでにない豪華絢爛なお城を造り上げました。
その姿は「金箔で飾られた内部」や「五重七階の天主」など、まるで夢のような造形。
残念ながら本能寺の変の後、1582年に火災で焼失してしまい、今では石垣や大手道、礎石が残るのみ。
それでも、信長が描いた近世城郭の原点ともいえる建築様式が、今なお多くの人を魅了しています。
観光の見どころポイント
●荘厳な石段「大手道」
城跡へ続く石段「大手道」は、約180段にも及ぶ立派な参道。
両脇には家臣の屋敷跡が残り、かつての城下町の雰囲気を感じながら歩くことができます。
●天主跡からの絶景
登り切った先にある「天主跡」からは、琵琶湖と近江平野が一望!
ここに信長が天主を構え、天下統一の夢を見ていたのだと思うと、胸が熱くなります…。
●安土城郭資料館でイメージをふくらませて
JR安土駅前には「安土城郭資料館」があり、原寸大の天主復元模型が展示されています。
焼失してしまった安土城が、どんなに壮麗だったかがリアルに想像できますよ。
●信長の館で金色の天主を体感!
少し足をのばすと、「滋賀県立安土城考古博物館」や「信長の館」も。
信長の館には、安土城天主の5・6階部分が実物大で再現されていて、その煌びやかさにうっとりしてしまいます♪
アクセス・入場料・営業時間
🚃最寄駅:
JR琵琶湖線「安土駅」から徒歩約25分(またはレンタサイクルで約10分)
🏯安土城跡 入山料:
大人 700円/小中学生 200円(2025年4月現在)
🕒開門時間:
8:30〜17:00(最終入山 16:00)
※年中無休(荒天時は閉山あり)
📍住所:滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
小話:安土城は“日本で初めて”がいっぱい!
実は安土城、日本で初めて天守が設けられたお城だと言われています。
しかも、それまでの「戦のための城」から「権威を示す城」へと進化した象徴でもあり、まさに信長の先進的なセンスとパワーを感じさせるお城だったんです。
その後の日本の城づくりに多大な影響を与えた、お城界の革命児とも言える存在です♪
周辺観光スポットもおすすめ
●安土城考古博物館(徒歩10分ほど)
安土城の発掘資料や、戦国時代の展示が楽しめます。
お城跡とセットで巡ると、理解が深まりますよ。
●沙沙貴神社(ささきじんじゃ)(徒歩20分)
安土の地を守る古社で、境内の雰囲気がとても落ち着きます。
旅の途中にひと息つきたいときにぴったりです。
●近江八幡の町並み(電車で約5分)
情緒あふれる水郷の町・近江八幡へもすぐ行けます。
和舟に乗ったり、昔ながらの町並みを歩いたりと、あわせて旅が楽しめます。
人気の秘密は「想像力をかき立てる魅力」
安土城が今も人を惹きつける理由は、**“完全な姿が残っていないからこそ”**かもしれません。
石垣の上に思いを馳せ、信長の見た景色を想像する——
そのロマンこそが、多くの人をこの地に引き寄せているのです。
まとめ:戦国の夢をたどる、静かな時間
【安土城】は、現代に残るのは“形”より“想い”の方が大きなお城です。
静かな石段をのぼりながら、
「あの頃、信長はどんな未来を見ていたのかな」
と思いを馳せてみてください。
戦国の夢と信長の美意識にふれる、ちょっと特別な旅時間。
あなたもぜひ、歩いて感じてみてくださいね♪