
こんにちは!
今日は、大分県宇佐市にある「宇佐神宮」について、ちょっと人に話したくなる雑学を紹介していきます。
宇佐神宮といえば、全国に約4万社ある八幡社の総本宮として知られる神社です。
でも、実はそれだけではありません。
「なぜ全国の八幡宮の総本宮なの?」
「どうして参拝するときに4回も拍手するの?」
「本殿がちょっと変わった形をしているって本当?」
知れば知るほど面白い、宇佐神宮の秘密を見ていきましょう。
宇佐神宮は全国の八幡宮の総本宮
まず知っておきたいのが、宇佐神宮は全国に約4万社ある八幡社の総本宮だということです。
八幡宮と聞くと、鎌倉の鶴岡八幡宮や京都の石清水八幡宮を思い浮かべる人も多いでしょう。
その八幡さまの信仰の中心となっているのが、大分県の宇佐神宮なんです。
宇佐神宮が創建されたのは、奈良時代の725年とされています。
なんと1300年以上もの歴史があるんですね。
宇佐市の公式情報によると、宇佐神宮には八幡大神、比売大神、神功皇后の三柱が祀られています。全国に広がる八幡信仰の中心として、長い間、多くの人々から信仰されてきました。
ちなみに「八幡大神」は、第15代・応神天皇とされています。
つまり宇佐神宮は、神社の歴史だけでなく、日本の古い歴史とも深く関係している神社なんです。
雑学① 参拝は「二礼四拍手一礼」
宇佐神宮を訪れたとき、まず驚くのが参拝方法です。
一般的な神社では「二礼二拍手一礼」がよく知られていますよね。
ところが宇佐神宮では、
二礼・四拍手・一礼
なんです。
「えっ、4回?」
と思うかもしれません。
でも、これが宇佐神宮の古くから伝わる参拝作法です。
宇佐神宮の公式サイトでは、この「四拍手」は文献などに明確な記録が残っているわけではないものの、古くから続く作法として現在まで受け継がれていると説明されています。
実際に参拝すると、
「パン、パン、パン、パン」
と4回手を打つことになります。
宇佐神宮では、神職の方も祭典で四拍手を行っています。
これは知っているだけでも、参拝するときの楽しみが少し増えますね。
雑学② 本殿は「八幡造」という珍しい建築
宇佐神宮の本殿も見どころのひとつです。
上宮には、一之御殿、二之御殿、三之御殿の3つの本殿が並んでいます。
そして、この本殿には「八幡造」という独特の建築様式が使われています。
八幡造は、簡単にいうと、建物が前後につながったような形をしています。
屋根を見ると、普通の神社とは少し違った特徴があるんです。
しかも、宇佐神宮の本殿3棟は国宝に指定されています。
朱色の社殿と白い壁、檜皮葺の屋根。
長い歴史を感じさせる姿は、実際に見るとかなり印象に残りそうですね。
雑学③ 上宮だけでなく「下宮」も参拝する
宇佐神宮には「上宮」と「下宮」があります。
ここも、ちょっとした雑学ポイントです。
「上宮を参拝したから、これで終わり!」
と思ってしまいそうですが、宇佐神宮では上宮と下宮の両方を参拝することがすすめられています。
宇佐神宮の公式サイトでも、上宮だけを参拝する「片参り」にならないよう、上宮と下宮の両方を参拝するよう案内されています。
せっかく宇佐神宮まで行くなら、両方お参りしたいですね。
上宮では、左から一之御殿、二之御殿、三之御殿の順番にお参りします。
こうした細かな作法を知っておくと、ただ境内を歩くだけではなく、「なぜここでこうするんだろう?」と考えながら参拝できます。
雑学④ 宇佐神宮は「神様と仏様」が深く関係した場所
宇佐神宮の歴史を語るうえで、もうひとつ重要なのが「神仏習合」です。
神仏習合というのは、簡単にいえば、昔の日本で神様への信仰と仏教が一緒になって発展していった考え方です。
宇佐神宮は、この神仏習合と深い関係を持つ神社として知られています。
実は昔の宇佐神宮には、仏教寺院である「弥勒寺」もありました。
宇佐神宮と弥勒寺は長い間、深い関係を持っていたのです。
大分県や宇佐市の資料でも、宇佐神宮が神仏習合の歴史と深く関わってきたことが紹介されています。
今では「神社」と「お寺」は別々のものという感覚があります。
でも、昔の日本では、神様と仏様が一緒に信仰されていた時代が長くありました。
宇佐神宮は、そんな日本の宗教文化の歴史を感じられる場所でもあるんですね。
雑学⑤ 境内には樹齢約800年の大楠がある
宇佐神宮を歩いていると、ひときわ存在感のある大きな楠が目に入ります。
それが御神木の「大楠」です。
樹齢は約800年とされていて、長い年月をかけて境内を見守ってきた大木です。
800年と聞くと、ちょっと想像しにくいですよね。
今から800年前といえば、日本では鎌倉時代。
そんな時代から、この木は宇佐の地で長い年月を過ごしてきたことになります。
宇佐神宮の公式サイトでも、大楠は境内の見どころのひとつとして紹介されています。
長い歴史を持つ神社だからこそ、建物だけでなく、そこに残る大木にも歴史を感じます。
雑学⑥ 「宇佐神宮」という名前なのに「八幡宮」?
ここで、ちょっと不思議に思うことがあります。
「八幡宮の総本宮なのに、なぜ名前が宇佐神宮なの?」
という疑問です。
実は、宇佐神宮は「宇佐八幡宮」と呼ばれることもあります。
八幡大神を祀る神社なので、「宇佐八幡宮」という名前でも知られているわけです。
全国には「○○八幡宮」という名前の神社がたくさんあります。
八幡信仰のルーツをたどっていくと、大分県の宇佐神宮につながっていくことがわかります。
そう考えると、普段何気なく見ている「八幡宮」という名前も、少し違って見えてきませんか?
言い伝え 八幡大神が現れた場所
宇佐神宮には、八幡大神にまつわる古い言い伝えがあります。
八幡大神は、宇佐の地に神として現れたと伝えられています。
そして、その信仰がやがて全国へ広がり、多くの八幡宮が生まれていきました。
725年には現在の宇佐神宮につながる一之御殿が亀山に創建されたと伝えられています。
1300年以上も前の出来事なので、すべてを現代の感覚で理解するのは難しいですよね。
だからこそ、こうした言い伝えを知りながら境内を歩くと、
「ここから八幡信仰が広がっていったのかもしれない」
そんな歴史の物語を感じられるのではないでしょうか。
🔗宇佐神宮の公式サイト
📚おすすめ書籍
『図解 眠れなくなるほど面白い神社の話』(著:渋谷 申博)
神社について「神社って何のためにあるの?」「神様によって願いごとは違うの?」といった素朴な疑問から、神社の歴史や祭り、参拝の意味まで、図解を使ってわかりやすく説明した本です。
宇佐神宮のような古い神社を訪れる前に読んでおくと、参拝がもっと面白くなりますよ。
まとめ
今回は、大分県宇佐市にある「宇佐神宮」の雑学を紹介しました。
宇佐神宮は、
- 全国の八幡宮の総本宮
- 725年に創建されたとされる歴史ある神社
- 参拝作法が「二礼四拍手一礼」
- 国宝に指定された本殿がある
- 上宮だけでなく下宮も参拝する
- 神仏習合と深い関係がある
- 樹齢約800年の大楠がある
など、知れば知るほど面白い神社です。
ただ参拝するだけでも十分楽しめますが、こうした歴史や言い伝えを少し知ってから訪れると、見える景色が変わってきます。
「この建物には、どんな歴史があるんだろう?」
そんなことを考えながら、ゆっくり境内を歩いてみるのもいいですね。
大分県を訪れる機会があれば、ぜひ宇佐神宮にも足を運んでみてください。
それでは、また次回。