【阪堺線で小旅行気分】30年ぶりのそば屋「ちく満」と、堺の歴史散歩

昨日は、夫婦でちょっとしたお出かけをしてきました。

この夏休みは8/9〜8/17までと例年より長めだったのですが、娘が3ヶ月の孫を連れて帰省してくれることになったので、泊まりでの旅行はおあずけ。

それなら近場で小旅行気分を…ということで、車ではなく、久しぶりに阪堺線のチンチン電車に乗ることにしました。

天王寺駅前から宿院へ

天王寺駅前駅から、ゆったり揺られること約30分。降り立ったのは宿院駅。

目指すは、30年前に友人に誘われて行ったのがきっかけで、その後も夫婦で何度か訪れたお蕎麦屋さん「ちく満」です。

前回行ったのは2〜3年前。そのときは改装前だったのですが、今回はリニューアル後ということで期待大。

お店に入ると、まるで別のお店のように綺麗になっていて驚きました。

店員さんも笑顔が素敵で、お蕎麦は相変わらずの美味しさ。改装後の「ちく満」、大満足です。

「さかい利晶の杜」で歴史を感じる

お腹が満たされた後、近くにある「さかい利晶の杜」へ立ち寄りました。

ここは、堺を代表する二人――千利休と与謝野晶子――の名を組み合わせた施設。

私は堺生まれですが、小さい頃は教科書に出てくる“歴史上の人物”としてしか見ていませんでした。

でも、大人になって趣味として訪れると、なぜか親しみを感じます。

やっぱり地元ゆかりの人物って、不思議と心が近くなるんですね。

千利休屋敷趾と、ボランティアガイドさん

博物館を後にして向かったのは「千利休屋敷趾」。

ここでは、ボランティアの方が丁寧に千利休の成り立ちやエピソードを教えてくれました。

しかもその方、この日が初めての案内とのこと。

最近はこういうボランティアガイドさんが増えていて、その土地の背景を知ることができるのは本当にありがたいです。

最後は甘いご褒美タイム

短いながらも充実した散策を終え、そろそろ帰ろうか…と思ったら、目の前にスターバックス。

「せっかくだから」と夫婦そろって入り、期間限定の「ヘブンリーピーチフラペチーノ」と、チョコレートがたっぷりかかった「チョコレートオールドファッションドーナツ」を注文。

桃の甘みと爽やかさが口いっぱいに広がるフラペチーノと、濃厚チョコのドーナツで、幸せ度MAXに。

その後は再びチンチン電車に揺られ、心地よい疲れとともに帰路につきました。

小旅行のいいところは、移動時間も景色も含めて全部が思い出になること。

今回も、お蕎麦と歴史とスイーツの三拍子そろった、のんびり贅沢な一日でした。