031【馬を水辺に連れて行けても、水を飲ませることはできない】他人のやる気はコントロールできない!

こんにちは!

今回は、ちょっと長めだけど印象に残ることわざ、

【馬を水辺に連れて行けても、水を飲ませることはできない】

について紹介します。

このことわざ、ちょっと風変わりな響きがありますよね。

でも、内容はとても現代的で、日常のいろんな場面で「あるある!」と思えるような深い意味が込められているんです。

では、早速その意味や由来を、たとえ話を交えながら見ていきましょう!

意味

このことわざの意味は、

「どれだけ環境を整えても、本人にやる気がなければ意味がない」

ということです。

つまり、「手助けはできても、最終的に動くかどうかはその人次第」というメッセージ。

親が子どもに勉強しなさいと言っても、本人にやる気がなければ勉強しない。

先生が丁寧に教えても、生徒が学ぶ意志を持たなければ成果が出ない。

まさに、そんな場面にぴったりな言葉です。

たとえ話

あるところに、勉強が苦手な中学生・ケンタくんがいました。

母親は参考書を買い、塾にも通わせ、リビングで勉強できるように環境を整えました。

でも、ケンタくんはスマホばかり見て、勉強に身が入りません。

母「せっかく塾に行ってるのに、ちゃんとやらなきゃ意味がないわよ!」

このとき、母親はまさに「馬を水辺に連れて行っている」状態。

でも、水を飲む=勉強するかどうかは、ケンタくん自身にかかっているのです。

この話からもわかるように、「相手に何かをさせたい」と思ったときに大切なのは、

“相手の気持ち”が動くこと

強引にやらせることには限界がある、ということをこのことわざは教えてくれます。

起源・由来はどこから?

このことわざは、実はイギリスの古い格言に由来しています。

英語では、

You can lead a horse to water, but you can’t make it drink.

と表現されます。

13世紀ごろから存在すると言われており、イギリス文学にもたびたび登場しています。

日本でも明治以降に紹介され、比喩として使われるようになりました。

このことわざを思い出したい場面

  • 後輩に何度アドバイスしても動いてくれないとき

  • 子どもに勉強や習い事をさせようとするとき

  • チームでプロジェクトを進めるときに、やる気がバラバラなとき

こんなとき、無理に相手を変えようとするのではなく、

「あ、今は水を飲む気がないんだな」

と少し距離を置いて見守るのも大切かもしれません。

まとめ

【馬を水辺に連れて行けても、水を飲ませることはできない】は、

自分以外の誰かを動かそうとして、うまくいかないときにこそ心に響くことわざです。

環境やサポートは大切。

でも、最終的に行動するかどうかは“本人の意志”にかかっている。

このことを忘れずに、誰かを支えるときには「見守る力」も大切にしていきたいですね。

このシリーズでは、ことわざを日常に落とし込んでわかりやすく紹介していきます!

他のことわざも気になる方は、ぜひチェックしてみてください😊