021【松本城】黒と白のコントラストが美しい、現存最古の五重天守

こんにちは♪

今回は長野県松本市にある【松本城まつもとじょう】をご紹介します。

“黒いお城”のイメージで親しまれている松本城。

じつは、天守が現存するお城としては日本最古の五重六階の天守なんです。

重厚感あふれる見た目と、四季折々の自然が織りなす風景はまるで絵画のよう。

お城好きさんはもちろん、初めての方にも自信を持っておすすめできる名城ですよ♪

松本城ってどんなお城?

松本城まつもとじょうは、戦国時代に築かれた深志城ふかしじょうを前身とし、豊臣秀吉の家臣・石川数正いしかわ かずまさが整備して今の姿に。

その後も江戸時代を通して松本藩の拠点として栄え、地元の人々にずっと大切に守られてきました。

なによりも目を引くのが、黒漆塗くろうるしぬりの外観と白壁のコントラスト

優美な姿から「烏城からすじょう」とも呼ばれています。

天守は国宝に指定されていて、姫路城、犬山城、彦根城と並ぶ“国宝四城”のひとつです。

観光のポイントはここ!

●天守内部の見学
木造の急な階段を登っていくと、戦国の時代にタイムスリップしたような感覚に。
鉄砲や槍などの展示もあり、最上階からの眺めも見事です!

●お堀に映る姿
お堀越しに見る松本城は、四季折々でまったく違う表情を見せてくれます。特に桜の季節や雪化粧の冬景色は格別。

●夜間ライトアップ
日没後にはライトアップされ、昼とは違う幻想的な雰囲気に。特別な日に訪れたいスポットです。

●お城のまわりもお楽しみ♪
周囲には広い公園があり、のんびり散策するのも◎。イベントや屋台が出ることもありますよ。

アクセス・入場料・営業時間

🚃最寄駅
JR「松本駅」から徒歩約15分/バス約5分

🏯入場料
大人 700円/小中学生 300円
※市内博物館などとの共通券もあります

🕒営業時間
8:30~17:00(入場は16:30まで)
※GW・夏季は延長あり
休館日:年末(12月29日~31日)

📍住所:長野県松本市丸の内4-1

小話

明治維新のあと、多くの城が壊されていった時代。

松本城まつもとじょうも取り壊しの危機に…!

でも、地元の有志たちが立ち上がり、資金を集めて保存を実現しました。

この“奇跡の保存劇”があったからこそ、今も私たちは当時の姿をそのまま楽しめるんですね。

地元の誇りと愛情が詰まったお城です♪

周辺の観光スポット

●松本市立博物館(2024年新装オープン!)
お城のすぐ横にあり、松本の歴史や文化を楽しく学べます。展示もとても見やすくておすすめ。

●縄手通り・中町通り
おしゃれなカフェやクラフトショップが並ぶレトロな街並み。食べ歩きやおみやげ探しにもぴったり!

●あがたの森公園
旧制高校の面影が残る静かな公園。文学の香りが漂うお散歩スポットです。

●美ヶ原温泉・浅間温泉(車で約15分)
ちょっと足をのばせば、のんびりできる温泉地もありますよ♪

人気の秘密

松本城まつもとじょうの人気の理由は、圧倒的な美しさと保存状態の良さにあります。

天守に入って五感で歴史を感じられるお城は、全国でもそう多くありません。

フォトジェニックなお堀の風景や、地元の人々の愛が詰まった空間…そこに惹かれて、何度も訪れる人も多いんです♪

まとめ

松本城まつもとじょう】は、時代を越えて守られてきた本物の国宝。

黒い天守と澄んだ空、四季の景色が織りなす世界は、ただの観光ではなく“心に残る旅”を届けてくれます。

歴史に詳しくなくても大丈夫。歩いて、見て、感じるだけで「来てよかった」と思えるお城ですよ♪