
部屋がいつも散らかっていて、
「性格が片づけ下手だから…」と思っていませんか?
実は「片づかない部屋」は性格のせいではなく、環境と仕組みが合っていないだけ。
ほんの少しの工夫で、驚くほど片づけやすくなります。
今回は、私が実践して効果を感じた“たった3つの片づけの仕組み”と、それを後押しするアイテムの例をご紹介します。
✅ 散らかる理由は性格じゃない
多くの人が「整理整頓できないのは性格のせい」と思い込んでいます。
でも、実際には

「持ち物が多すぎる」
「置き場所が決まっていない」
「戻しにくい」
が原因。
つまり、“戻す場所”と“戻しやすさ”さえ整えておけば、部屋は自然と片づいていきます。
✂️ STEP 1:持ち物の見直し

まず必要なのは「ものが多すぎる」状態からの脱却。
不要なもの、使っていないものは思い切って手放しましょう。
例えば、読まない本や使っていない雑貨。
これらを見直すことで「収納すべき対象」がそもそも減り、片づけのハードルが下がります。
- 『人生がときめく片づけの魔法』
片づけの基礎とマインドがわかりやすく学べる入門本。断捨離の判断が迷ったときの強い味方。 - 不要本や衣類の買取サービス
売ることで収納スペースが空き、ちょっとしたお小遣いにも。
「どれも大切かも…」と迷うなら、
一度箱にまとめて“迷うもの用ボックス”に入れておき、数週間使わなければ処分というルールをつくるのも効果的です。
📦 STEP 2:“戻す場所”をあらかじめ決める

持ち物を見直したら、次はそれぞれのモノに“定位置”を与えます。
たとえば
「今使っている眼鏡はここ」
「書類はあそこ」
と、あらかじめ置き場所を決めるのです。
この段階で少しだけ収納ボックスや仕切り棚を導入すると、さらに効果が高まります。
たとえば
- シンプルな収納ボックス(浅型・中型)や仕切付きトレイ
書類・文房具・小物類を種類別に分けるだけで、どこに何があるかが一目瞭然に。 - フック付きのウォールシェルフ
鍵や帽子、バッグなど“パッと出す/パッと戻す”ものに便利。
ポイントは、「何を」「どこに置くか」を先に決めてしまうこと。
迷いが減り、片づけは一気にラクになります。
🔄 STEP 3:“戻しやすさ”を最優先に

仕組みがあっても「戻しにくければ」片づけは続きません。
だから「戻すのに手間がかからない」ことを大事に。
- 使ったら “置くだけ”、
- 掃除や片づけに時間をかけず、
- なにより「元の場所に戻す習慣」をつける。
たとえば、クローゼットの中に仕切り付きの収納ケースを入れておけば、服を折りたたんで「入れるだけ」で完了。
- 折りたたみ収納ケース(ふた付き・持ち手付き)
衣類や雑貨を簡単に収納しつつ、見た目もスッキリ。 - 無印良品などの“抜き差しカンタン”な収納ボックス
帰宅後すぐに“戻す”ことが習慣になりやすい。
戻す動作が苦にならなければ、「あとで片づけなきゃ」ではなく「使ったら戻す」という流れが自然になります。
🧠 少しの工夫で「片づけ習慣」が当たり前に

物を減らし、住所(定位置)を決め、戻す動線を簡単に
――たったこの3つを守るだけで、片づけは圧倒的にラクになります。
「片づけは面倒」という思い込みも、「どうせすぐ散らかる」という諦めも不要。
部屋が片づけば、気持ちにも余裕が生まれ、集中力やリラックス効果にもつながります。
もし迷ったら、まずひとつだけ。
この週末、押し入れか本棚を整理してみてください。
その“最初の一歩”が、あなたの暮らしを変えるかもしれません。

