055【岩国城】錦帯橋とともに楽しむ、山の上のお城旅

こんにちは♪

今回は山口県岩国市にある、風情たっぷりの【岩国城】をご紹介します。

山の上に佇む天守と、眼下に広がる美しい錦帯橋の景色。

まるで絵はがきのようなその光景は、訪れる人を一瞬で魅了してしまいます。

お城そのものの歴史はもちろん、ロープウェイや橋を楽しむアクティブなお城旅ができるのも岩国城ならではなんです。

岩国城ってどんなお城?

【岩国城】は、1608年、吉川広家(毛利元就の孫)によって築かれました。

標高200メートルの城山の頂上に築かれたこのお城は、もともとは戦略的にも優れた山城でしたが、わずか7年後の1615年、「一国一城令」によって廃城に…。

ですが、1962年に天守が再建され、今では岩国の観光シンボルとして愛されています。

また、お城と一緒に楽しめる「錦帯橋」も非常に有名で、風景の美しさは全国屈指と評判です。

観光の見どころポイント

●ロープウェイで行く天空の城
岩国城へは、ふもとの「吉香公園」からロープウェイに乗ってアクセス!
ゆっくり登っていく途中、錦川と錦帯橋、岩国の街並みを見下ろす絶景が広がります。
まるで空に浮かぶようなお城体験ができるんです♪

●再建された天守と展望台からの眺め
現在の天守は1962年に復元されたものですが、外観は当時の図面を基に忠実に再現。
内部は資料展示のほか、最上階からの眺めがとにかく絶景!
錦帯橋、錦川、岩国の街並みが見渡せるので、カメラ片手に訪れるのもおすすめです。

●錦帯橋とセットで楽しめる
ふもとの錦帯橋は、木造の五連アーチが美しい日本三名橋のひとつ。
岩国城との相性も抜群で、橋を渡ってからロープウェイに向かう流れが定番ルートです。
春は桜、秋は紅葉と、季節ごとの風情もたっぷり♪

●武家屋敷や資料館がある吉香公園
城下町の雰囲気を残す吉香公園には、旧藩主の家や歴史資料館が点在しており、お散歩にもぴったり。
お城+庭園+橋の三拍子がそろった、のんびり贅沢なコースになります。

アクセス・入館料・営業時間

🚃最寄駅
JR山陽本線「岩国駅」または「新岩国駅」からバスで「錦帯橋」バス停下車、徒歩すぐ
ロープウェイで山頂まで約3分(登山道あり・徒歩約30分も可能)

🎫入館料(天守)※セット券あり
大人 270円/小中学生 120円
※錦帯橋+ロープウェイ+岩国城の3施設共通券もあり(大人 970円ほど)

🕒営業時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)
※ロープウェイは季節や天候によって変動あり、定期点検休止もあるため事前確認がおすすめ

📍所在地
山口県岩国市横山3丁目

小話:幻の天守と「引き戻されたお城」

岩国城のオリジナル天守は、築城からわずか7年で取り壊されてしまいました。

一国一城令に従ったとはいえ、完成してすぐの廃城はとても珍しいんです。

ですが、江戸時代を通して岩国の人々の間では「いつかお城をもう一度…」という思いがあったようで、昭和の時代になってついにその願いが叶えられました。

まさに「戻ってきたお城」なんです♪

周辺の観光スポット

●錦帯橋(きんたいきょう)
言わずと知れた岩国の名所!橋の構造美と周囲の自然のコントラストは本当に素敵。
夜にはライトアップも楽しめます。

●吉香公園
広々とした敷地に武家屋敷や資料館、花の名所など見どころがたくさん。春は特に桜の名所として有名です。

●岩国シロヘビの館
国の天然記念物「岩国の白蛇」を保護・展示している施設。ちょっと珍しいけれど、幸運の象徴として人気です。

人気の秘密は「景色と歴史のセット体験」

【岩国城】は、お城だけでなく、錦帯橋、ロープウェイ、城下町の雰囲気まで一度に楽しめるのが魅力。

そのため「景色×歴史×体験」が揃った観光スポットとして、リピーターも多いんです。

さらに山頂にあるからこその特別な展望と、写真映えする風景の数々もポイント♪

まとめ:空と川とお城がつくる、岩国ならではの旅時間

【岩国城】は、ロープウェイで行くという特別感、眼下に広がる錦帯橋との絶景、そして短命ながらも復活を遂げた歴史ロマンがぎゅっと詰まった場所。

自然と歴史が一緒に楽しめて、のんびり旅にもぴったりです。

ぜひ、次の旅の目的地に“空から見るお城”というちょっと特別な体験を加えてみてはいかがでしょうか?

きっと、心に残る素敵な時間になりますよ♪