051【岡山城】漆黒の天守が映える、水と緑の城下町へ

こんにちは♪

今回は、岡山県の中心にある【岡山城(おかやまじょう)】をご紹介します。

黒漆塗りの天守の美しさから「烏城(うじょう)」とも呼ばれ、金の鯱とのコントラストがなんとも優雅なお城。

近くには日本三名園のひとつ「後楽園」もあり、のんびりとしたお城散策にぴったりのスポットです。

岡山城ってどんなお城?

【岡山城】は、戦国武将・宇喜多秀家(うきたひでいえ)によって1597年に完成しました。

豊臣秀吉の側近として知られる彼が、近世城郭として本格的に整備したのがはじまりです。

その後、小早川秀秋、池田家と城主が移り、岡山藩の中心として栄えていきます。

天守は1945年の空襲で焼失してしまいましたが、1966年に外観復元され、2022年にはリニューアルもされて、より見応えのあるスポットに生まれ変わりました♪

観光の見どころポイント

●漆黒の天守(烏城)
黒漆塗りの外観が特徴で、黄金の鯱や懸魚(けぎょ)がアクセントになっています。
堂々とした姿ながら、どこかエレガントな雰囲気も漂う不思議な魅力の天守です。

●天守内の展示と体験コーナー
最新の映像技術を取り入れた展示で、宇喜多秀家や岡山城の歴史が楽しく学べます。
甲冑試着や和傘体験、和装写真撮影など、観光気分を盛り上げてくれるコンテンツも充実♪

●ライトアップされた夜の姿
夜にはお城がライトアップされ、水面に映る幻想的な姿が楽しめます。
ロマンチックなデートスポットとしてもおすすめです。

アクセス・入場情報

🚃最寄駅:JR「岡山駅」から路面電車(岡山電気軌道)で「城下」下車、徒歩約10分

🏯入場料
・大人 400円(後楽園との共通券 640円)
・小中学生 100円

🕒営業時間:9:00〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:年末(12月29日〜31日)

📍所在地:岡山県岡山市北区丸の内2丁目3-1

小話:宇喜多秀家と南国への流刑

岡山城を築いた宇喜多秀家は、関ヶ原の戦いで西軍として敗れたあと、なんと八丈島に流刑されてしまいます。

けれどその後も長く生き、八丈島で子孫も続いていったんですよ。

地元の人々からは親しまれ、島には今でも秀家ゆかりの史跡が残っています。

「流された先でも人に慕われた武将」って、なんだかドラマのような人生ですよね♪

周辺の観光スポット

●後楽園(こうらくえん)
岡山城と川を挟んで向かいにある、日本三名園のひとつ。四季折々の風景が楽しめる広大な日本庭園です。

●表町商店街
レトロな雰囲気のアーケード街で、お土産やごはん処もいっぱい♪地元グルメも楽しめます。

●岡山芸術交流の拠点「岡山芸術創造劇場 ハレノワ」
現代アートや舞台芸術が楽しめる、新しいカルチャー発信スポットです。

人気の秘密は、”美しさと親しみやすさ”のバランス

【岡山城】の人気の理由は、やっぱりその美しい天守のデザインと、アクセスの良さ

街中にありながら、後楽園と合わせて自然と歴史を満喫できるところが魅力です。

歴史ファンはもちろん、初心者さんでも気軽に楽しめる展示や体験もたくさんあって、お城デビューにもぴったりの場所なんです。

まとめ:黒の美に包まれる、やさしいお城時間

【岡山城】は、どこか凛とした雰囲気を持ちながらも、やさしく迎えてくれるような親しみやすさがあるお城。

後楽園の自然とセットで訪れると、心がふわっとほぐれるような時間を過ごせます。

美しい黒の天守と、四季のうつろいが織りなす水と緑の世界。

岡山の旅に、ぜひ組み込んでみてくださいね♪