こんにちは♪
今回の旅先は、京都府の北部・福知山市にある【福知山城(ふくちやまじょう)】です。
戦国武将・明智光秀が築いたお城として知られ、近年は“大河ドラマ効果”で注目度もアップ。
城下町の風情を残すエリアで、のんびりと歴史散歩が楽しめる素敵な場所です。
“織田信長に仕えた名将”としての光秀の一面にふれながら、ちょっと奥ゆかしいお城の魅力を探してみませんか?
福知山城ってどんなお城?
【福知山城】は、1579年に明智光秀が丹波を平定したあとに築城したお城です。
由良川の自然を活かした造りで、石垣や堀の美しさも特徴のひとつ。
江戸時代には何度か城主が変わりながらも、明治の廃城令で取り壊されてしまいました。
現在の天守は1986年に市民の寄付で再建されたもので、地域に愛されている“復興天守”なんです♪
お城の中は資料館になっていて、光秀や福知山の歴史にふれられる貴重なスポットです。
観光の見どころポイント
●石垣好きさん必見!野面積みの美しさ
福知山城といえば、荒々しいながらも力強く美しい「野面積み(のづらづみ)」の石垣。
自然石をそのまま積み上げた昔ながらの手法で、戦国時代らしさが感じられます。
●天守からの眺めが最高
再建された天守は3層。最上階からは福知山の町並みや由良川が一望でき、
開放感バツグン!特に紅葉や春の桜の時期は格別です。
●明智光秀の資料がたっぷり
城内には、光秀の肖像画や関連資料、甲冑の展示などが並び、
人物像を深く知ることができます。
地元では「光秀公」として親しまれているその背景にも納得です♪
●周辺の歴史的町並みもぶらり
お城の周囲には、かつての城下町の名残を感じる通りや、
明智光秀にゆかりのある「御霊神社」などもあり、のんびり歩くのにぴったりです。
アクセス・入館料・営業時間
🚃最寄駅:
JR福知山線・山陰本線「福知山駅」から徒歩約15分(バスで5分)
🏯入館料(天守・郷土資料館):
大人 330円/小中学生 110円(2025年4月現在)
🕒営業時間:
9:00~17:00(最終入館 16:30)
※休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日)
📍住所:京都府福知山市字内記5
小話:福知山の“やさしい光秀”伝説
本能寺の変で謀反人とされることの多い明智光秀ですが、福知山では善政を敷いた名君として慕われています。
水害対策として由良川の治水を行ったり、城下町の整備を進めたり…
今でも「光秀まつり」が開催されるなど、地域に根づいた優しい一面が伝えられているんですよ。
歴史の教科書だけでは見えない、人としての光秀像がここにはあります。
周辺の観光スポットもおすすめ♪
●明智藪(あけちやぶ)(車で約10分)
光秀の終焉の地とされる場所。静かな竹林が広がり、
ひっそりとした雰囲気に歴史の重みを感じます。
●御霊神社(ごりょうじんじゃ)(徒歩5分)
光秀を祀る神社で、地元では「光秀さん」として親しまれています。
●福知山鉄道館ポッポランド(徒歩10分)
子ども連れや鉄道好きに人気。SL展示やジオラマが楽しいミュージアムです。
人気の秘密は「身近で温かな歴史体験」
福知山城の魅力は、華美すぎない親しみやすさと、光秀ゆかりのやさしい物語。
静かなお城歩きと、地域の温かさにふれられるのが、多くの人に愛されている理由です。
天守からの眺めや町並みの散策を通じて、どこか“ふるさとのような安心感”を覚えるお城です♪
まとめ:明智光秀に出会える城下町の旅
【福知山城】は、歴史の表舞台に立った武将・明智光秀をちょっと違った視点で感じられる、静かであたたかな場所。
復元された天守や石垣のたたずまい、そこに暮らす人々が受け継いできた“光秀愛”に、きっと心が和みます。
日帰りや小旅行にもぴったりの、ほっこりお城旅。
ぜひ、足を運んでみてくださいね♪