040【二条城】歴史と雅が香る、京都の真ん中のお城めぐり

こんにちは♪

今回ご紹介するのは、京都の中心部にある【二条城(にじょうじょう)】です。

ここは、あの徳川家康が京都に築いたお城で、江戸幕府の始まりから終わりまでを見届けた、まさに「歴史の舞台」。

お城といっても、武骨な要塞ではなく、雅やかな御殿と美しい庭園が見どころ。

京都観光にぴったりの、落ち着いたひとときを過ごせる場所なんです。

二条城ってどんなお城?

【二条城】は、1603年、徳川家康が上洛した際の宿所として築城しました。

その後、三代将軍・家光によって改修され、現在の姿に近づいたと言われています。

一番のハイライトは、徳川慶喜が大政奉還を行った「二の丸御殿」

まさに、江戸時代の始まりと終わりを見届けた、歴史的な節目の場所なんです。

1994年にはユネスコ世界遺産にも登録され、国内外から多くの人が訪れています。

観光の見どころポイント

●二の丸御殿で、江戸の香りを感じて
現存する数少ない武家風書院造の御殿建築
広々とした廊下は「うぐいす張り」になっていて、歩くとキュッキュッと音が鳴るんですよ♪
これは、忍びの侵入を防ぐための工夫なんだとか。

絢爛な襖絵や、将軍の間、家臣の控えの間など、当時の格式と権威を感じられます。

●二の丸庭園でひと息を
書院造と調和した池泉回遊式の庭園は、どこから見ても美しい設計。
春は桜、秋は紅葉が彩りを添えて、季節ごとに表情を変える風景に心が癒されます。

●本丸御殿跡と天守台跡へ
本丸御殿は残念ながら非公開ですが、跡地からは当時の規模感が感じられます。
天守台に登れば、京都の街並みをぐるりと一望できますよ。

●夜のライトアップも幻想的
春や秋には夜間特別公開やライトアップイベントも開催。
光に包まれた御殿や庭園は、とても幻想的でロマンチックです♡

アクセス・入城料・営業時間

🚃最寄駅
・地下鉄東西線「二条城前駅」下車すぐ
・JR「二条駅」から徒歩約15分

🏯入城料(一般)
・入城のみ:大人 800円、高校生以下 400円
・入城+二の丸御殿観覧:大人 1,300円、高校生以下 400円
※小学生未満無料(2025年4月現在)

🕒開城時間
8:45〜17:00(最終入城 16:00)
※二の丸御殿観覧は16:10まで
※休城日:年末(12月29日~31日)

📍住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541

小話:徳川家の“都での顔”だった

二条城は、いわば徳川将軍が京都で過ごす「おもてなしのお屋敷」

将軍の上洛時には宿泊や行事の場として、また朝廷とのやりとりにも使われていました。

だから、戦うためというよりも、格式と美を大切にした造りなんですね。

そのおかげで、今でも優雅な雰囲気が漂う空間が残っているんです。

周辺観光スポットも楽しめます

●京都御苑・京都御所(徒歩15分ほど)
かつての皇居・京都御所もすぐ近く。
広々とした御苑の中は、自然に囲まれながらおさんぽできます。

●三条・四条エリアへもアクセス◎
地下鉄で数分で、繁華街や鴨川沿いの風情ある町並みにもアクセスできて、
一日たっぷり楽しめます♪

●北野天満宮や金閣寺方面もバスで一本
京都市内の観光拠点としてもとても便利です!

人気の秘密は「歴史×雅×アクセスの良さ」

二条城の魅力は、歴史の重要な瞬間に立ち会える特別感と、雅な御殿建築の美しさ、そして京都市街の真ん中にあるアクセスの良さ

時間が限られている旅行でも立ち寄りやすく、「京都に来たなぁ」と実感できる場所のひとつです♪

まとめ:現代に残る、徳川の美意識

【二条城】は、ただのお城じゃありません。

そこにあるのは、戦いから離れた“静かな権威”と“洗練された美”

京都の街並みにしっとりと溶け込むように、そっと歴史が息づくこの場所で、少しだけ時間を忘れてみませんか?

四季折々の表情と、悠久の物語が、あなたをやさしく迎えてくれますよ♪