027【犬山城】国宝の天守と木曽川ビュー、時間をこえて出会うお城旅

こんにちは♪

今回は愛知県犬山市にある【犬山城いぬやまじょう】をご紹介します。

日本最古の天守を持ち、現存12天守のひとつとして知られる犬山城。

こぢんまりとした山の上に建ちながら、そのたたずまいはまさに“お城の理想形”

眼下にはゆったり流れる木曽川、背後には城下町…まるで時代を飛び越えてしまったような不思議な感覚になります。

「初めてお城に行ってみたいな」という方にもおすすめな、アクセスの良い国宝城です♪

犬山城ってどんなお城?

犬山城いぬやまじょうのはじまりは、室町時代・1537年に織田信長の叔父、織田信康によって築かれたといわれています。

以降、城主は何度も入れ替わりますが、江戸時代からは成瀬家なるせけが代々守ってきました。

そして何より特筆すべきは、現存天守の中でも最も古い木造天守(国宝)であること!

内部は当時の木材や建築技術がそのまま残っており、きしむ床や急な階段に歴史の重みを感じます。

2004年まではなんと個人の所有だったという珍しいお城でもあるんです。

観光のポイントはここ!

●木曽川とともに立つ、国宝天守
天守最上階からの眺めはまさに絶景!木曽川の流れ、山並み、そして城下町まで一望できます。風が気持ちよくて、ずっと眺めていたくなる場所です。

●天守内部の「歴史の空気」
床の軋み、階段の急傾斜、低めの天井…まさに当時のまま。ほかの復元天守では味わえないリアルな“生きてるお城”感があります。

●釘隠しや欄干の意匠もお見逃しなく
細かな装飾や構造にも注目。武家の美意識が感じられます♪

●犬山城下町の食べ歩き
お城のすぐふもとに広がる犬山の城下町では、レトロな町並みと美味しいグルメが満喫できます。みたらし団子、田楽、恋小町だんごなどSNS映えスイーツも充実♡

アクセス・入館料・営業時間

🚃最寄駅
名鉄「犬山駅」から徒歩約15分(犬山城下町を抜けてお城までのんびり歩けます)

🚗車の場合
中央道「小牧東IC」または名神高速「小牧IC」から約25分
※周辺に有料駐車場あり

🏯入館料
大人 550円/小中学生 110円

🕒営業時間
9:00〜17:00(最終入場16:30)
年末年始(12/29〜31)は休館

📍住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2

小話

かつて犬山城いぬやまじょうは、江戸時代から城主を務めてきた成瀬家の私有財産として、なんと2004年まで“日本で唯一の個人所有の天守”でした。

その後、犬山城白帝文庫が設立され、保存と公開が本格化。

「本物を残す」ことへの覚悟と誇りが、今も天守に息づいています。

ちなみに天守最上階の縁側は“欄干のない部分”があり、ちょっとスリリング。

でも、それもまた「リアル」なお城の魅力です♪

周辺の観光スポット♪

●犬山城下町
古い町並みにグルメや雑貨が並ぶ人気スポット。浴衣レンタルもあるので、着物でそぞろ歩きなんて旅も素敵♪

●三光稲荷神社(恋のパワースポット)
ハート型の絵馬が並ぶ、女性に大人気の神社。お城のふもとにあるので一緒にどうぞ。

●犬山寂光院(尾張のもみじ寺)
秋の紅葉が美しいお寺で、「尾張の高野山」とも。ちょっと静かな時間を過ごしたい方におすすめ。

●リトルワールド・明治村(車で20分ほど)
テーマパーク型の博物館で、世界の文化や明治時代の建築が楽しめます♪

人気の秘密は

犬山城いぬやまじょうの魅力は、歴史の深さ・絶景・グルメ・アクセスの良さがぎゅっと詰まっていること。

お城好きも、カフェ巡り好きも、写真映え旅をしたい人も、誰もが満足できる“ちょうどいい”お城旅なんです。

国宝という肩書きにふさわしい、でもどこかほっとする親しみやすさがあるのも人気のヒミツです♪

まとめ

犬山城いぬやまじょう】は、見た目の美しさだけでなく、本物の歴史とやさしい町の風景が調和した、心に残るお城です。

旅慣れた人も、初めてのお城デビューにもぴったりの場所。

おいしいものをつまみながら、信長ゆかりの古城をめぐる半日旅、きっと素敵な思い出になりますよ♪