024【春日山城】謙信公が見た風景を、いま歩く旅へ。

こんにちは♪

今回は、新潟県上越市にある【春日山城かすがやまじょう】をご紹介します。

「春日山城」といえば、戦国最強とも言われた名将・上杉謙信うえすぎけんしんの居城として有名なお城。

険しい山の上に築かれた山城は、まるで要塞のようなスケール感がありつつも、自然に溶け込んだやさしい風景が魅力なんです。

登って、見て、感じる。

そんな、ちょっと特別な体験ができるお城なんですよ♪

春日山城ってどんなお城?

春日山城かすがやまじょうは、南北朝時代に築かれたとされる山城で、戦国時代には上杉謙信が本拠地として大改修を行い、北陸一の要塞としてその名を轟かせました。

標高は約180m。

頂上の本丸跡からは、日本海や妙高山まで一望できる絶景スポットでもあります。

江戸時代には廃城となり、現在は建物こそ残っていませんが、石垣や空堀、曲輪くるわなどがしっかりと残っており、往時の面影をたっぷり感じられる場所です。

また、城域全体が「国の史跡」にも指定され、ハイキング感覚で楽しめるコースとしても親しまれています♪

観光のポイントはここ!

●本丸跡からの大パノラマ
山のてっぺんにある本丸跡からは、360度の開けた景色が!謙信公もここから戦況を眺めていたのかも?と想像が膨らみます。

●謙信公銅像と御屋敷跡
登城ルートの途中にある上杉謙信の銅像は、堂々とした立ち姿が印象的。御屋敷跡には当時の生活空間が広がっていたそうです。

●春日山神社
謙信公を祀る神社で、登山口近くにあります。戦国ファンや受験生にも人気の“勝運”スポットです。

●空堀や土塁の迫力
敵の侵入を防ぐための工夫が随所に残っていて、当時の知恵と技術に思わず感心。歩いているだけで戦国時代にタイムスリップしたような気分になります。

●季節ごとの風景も◎
春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節も美しい!登山と歴史のどちらも楽しめるお得感があります♪

アクセス・見学情報

🚃最寄駅
えちごトキめき鉄道「春日山駅」から徒歩約30分/タクシー約10分

🚗車の場合
北陸自動車道「上越IC」から約20分
※春日山城跡駐車場あり(無料)

🏯入城料
無料(城跡自由見学)

🕒見学時間
いつでも可(ただし、夕方以降は足元注意)
※山道なのでスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ!

📍住所:新潟県上越市中屋敷

小話

上杉謙信といえば、「義」を重んじる武将として有名。

敵にも礼儀正しく、信長や信玄とも一目置かれていた存在でした。

でも実は…かなりのお酒好きだったとも言われているんです。

戦の合間にも日本酒を楽しんでいたとか♪

そんな謙信公にちなんだ地酒「謙信」や「春日山」なども、地元のお土産として人気です。

周辺の観光スポットもチェック♪

春日山城跡かすがやまじょうあとものがたり館
春日山城の歴史や構造をわかりやすく展示。復元模型などもあり、登城前に寄るとより楽しめます♪

林泉寺りんせんじ
謙信公の幼少期の学び舎であり、上杉家の菩提寺。落ち着いた雰囲気で、歴史散策にぴったりです。

●高田城跡公園(車で約15分)
同じ上越市内にあるお城跡。春の桜がとってもきれいで、春日山とセットの観光にも◎。

●上越のご当地グルメ
タレかつ丼や笹団子、のっぺ汁など、心も体もほっとする味がたくさんありますよ♪

人気の秘密は

春日山城かすがやまじょうの魅力は、何といっても「体感できるお城」であること。

自分の足で登って、謙信公と同じ風景を眺める――そんな特別な時間が、多くの人の心に残っているんです。

戦国ファンはもちろん、自然や山歩きが好きな方にもおすすめですよ。

まとめ

春日山城かすがやまじょう】は、ただの史跡ではなく、「歩いて感じる」楽しみが詰まった場所です。

山頂からの風景、謙信公の足跡、そして自然の美しさ…。

どれもが心を癒してくれるはず。

旅の途中でふと思い立って登ってみる、そんな気軽な一歩から、深い感動が生まれるかもしれません。

ぜひ、戦国の風が吹く春日山へ、のんびり遊びに行ってみてくださいね♪