015【江戸城】東京のまんなかで、将軍さまの気配を感じるお城さんぽ

こんにちは♪

今回は、あの「徳川家康」が築いた巨大な城、【江戸城えどじょう】をご紹介します。

今では「皇居こうきょ」として知られている場所ですが、もともとは徳川幕府の本拠地。

260年以上も続いた江戸時代の中心として、日本の歴史をぐいぐい動かしてきた特別なお城なんです。

天守は現存していないけれど、広〜い敷地に石垣や門、ほりがしっかり残されていて、のんびりお散歩しながら歴史ロマンを味わえるスポットなんですよ♪

江戸城ってどんなお城?

江戸城は、もともと室町時代に太田道灌おおた どうかんによって築かれたお城がはじまり。

その後、1603年に徳川家康が江戸幕府を開き、大規模な拡張工事がスタートします。

広さはなんと、日本最大級のスケール

城下町(=今の東京)もどんどん発展し、まさに“天下の中心”となったお城でした。

天守は明暦めいれき大火たいか(1657年)で焼失して以降、再建されないままですが、大奥があった本丸御殿や重厚な石垣、堀、やぐらなどが今も静かに歴史を語っています

観光のポイントはここ!

●大手門から二の丸庭園へ
大名たちが登城とじょうした正門「大手門」から入ると、江戸城らしい重厚な雰囲気に包まれます。復元された門や石垣を眺めながら、江戸時代にタイムスリップ♪

●二の丸庭園
手入れの行き届いた日本庭園で、季節の花々や静かな池が心をほぐしてくれます。梅や紅葉の季節は特におすすめ!

●本丸跡・天守台
かつて将軍が政を行った場所。天守台は巨大な石垣が今も残っていて、その迫力にびっくり。高台からの景色も気持ちいい♪

富士見櫓ふじみやぐら
かつて天守の代わりとされた三重櫓で、見た目も美しく、フォトスポットとしても人気です◎

乾通りいぬいどおり※期間限定
春や秋に一般開放される皇居内の並木道。紅葉や桜が美しく、知る人ぞ知る穴場散策コースです♪

アクセス・入園料・営業時間

🚃最寄駅
東京メトロ「大手町駅」C13出口から徒歩5分
JR「東京駅」丸の内北口から徒歩約10分

🏯入園料
無料(皇居東御苑など)

🕒開園時間(皇居東御苑)
9:00~16:30(季節により変動)
※月曜・金曜・年末年始は休園

📍住所:東京都千代田区千代田1-1(皇居周辺)

※乾門・坂下門などからの入場は制限される場合があります。事前に公式情報のチェックをおすすめします。

小話

今では天守が残っていない江戸城。

実は、日本一大きかったとされる天守が建っていたんです!

でも、1657年の「明暦の大火」で焼け落ちてしまい、その後は再建されることなく、幕府の権威は“建物ではなく政治力”にシフトしていきました。

「見えないけれど、確かにそこにあった」そんな歴史の余韻を感じながら、天守台を見上げてみると…なんだかちょっと胸が熱くなるかも。

周辺の観光スポットも充実♪

●東京駅丸の内エリア
近代建築とレトロが融合した赤レンガ駅舎は見応えあり!駅ナカグルメやお土産も◎

●北の丸公園・日本武道館
緑が豊かで散歩にぴったり。武道館ではコンサートやイベントも♪

●東京国立近代美術館
文化に触れたい人におすすめ。江戸城散歩の後にアートの時間を。

●和田倉噴水公園レストラン
皇居の隣でちょっと贅沢なランチタイムもどうぞ♪

人気の秘密は「都会の中の、静かな歴史時間」

皇居(江戸城)の魅力は、なんといっても“東京の真ん中なのに、静かで落ち着ける”ところ。

オフィス街のすぐそばなのに、小鳥のさえずりと緑が広がる空間は、まるで別世界です。

観光だけでなく、ランナーや読書を楽しむ人たちの憩いの場所にもなっていて、日常と歴史が溶け合っているのが、なんとも江戸城らしい魅力なんです♪

まとめ

【江戸城】は、日本の歴史をぐっと動かした舞台であり、今も東京の“心臓部”として生き続ける場所。

大きな天守や派手な装飾はないけれど、その分だけ、静かに語りかけてくれる重みがあります。

都会の真ん中でほっとひと息つきながら、将軍たちの時代に思いをはせてみる――

そんな、ゆるやかな歴史さんぽに、ぴったりのお城です♪