009【白河小峰城】石垣と白壁の美しさに心惹かれる、東北の玄関口に佇む名城

こんにちは♪

今回は福島県白河市にある、歴史と美しさをあわせ持つ名城、【白河小峰城しらかわこみねじょう】をご紹介します。

東北の入り口にあたるこの地に、どっしりと構える白河小峰城しらかわこみねじょう

優雅な三重櫓さんじゅうやぐらや、美しく積まれた石垣は、時代を超えて今も訪れる人の心を惹きつけます。

東北の旅のスタートにもぴったりなお城、さっそく見ていきましょう♪

白河小峰城ってどんなお城?

白河小峰城しらかわこみねじょうは、江戸時代初期に丹羽長重にわ ながしげが築いたお城です。

もともとは鎌倉時代に地元豪族が築いた「小峰ヶ岡城こみねがおかじょう」が前身で、1601年に本格的な近世城郭きんせいじょうかくとして整備されました。

このお城の見どころは、何といっても石垣の美しさと高さ

三重櫓さんじゅうやぐら(復元天守)」とその足元を支える石垣の組み方は、まるでアートのよう。

2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、長い修復期間を経て、再び私たちの前にその姿を現してくれました。

白河藩の中心として栄えたお城であり、奥州街道おうしゅうかいどうの要所としても重要な位置にありました。

観光のポイントはここ!

●三重櫓(復元天守)
白壁が美しい三重櫓は、木造で忠実に復元されています。中は展示スペースになっていて、白河藩や城の歴史を学べます。上からの眺めも◎

●石垣の造形美
角度の異なる石を絶妙に積み上げた、職人技が光る石垣。特に「鏡石かがみいし」と呼ばれる大きな石が見どころ!

●桜の名所としても有名
春には約400本の桜が咲き誇り、白い櫓とピンクのコントラストがとってもきれい。お花見スポットとしても大人気です。

●城山公園として整備
お城周辺はきれいに整備された公園になっていて、のんびりとした時間が過ごせます。ベンチに座って風を感じるのもおすすめ。

アクセス・入館料・営業時間

🚃最寄駅
JR東北本線「白河駅」から徒歩約5分!
駅からすぐ見える距離にあるので、旅の途中でも立ち寄りやすいです♪

🏯入館料
無料(2025年4月現在)

🕒営業時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)
※冬期は時間短縮あり、月曜休館(祝日の場合は翌日)

📍住所:福島県白河市郭内かくない1

小話

お城の名前としては「小峰城」ですが、「白河小峰城しらかわこみねじょう」と呼ばれることが多いのは、全国に「小峰城こみねじょう」がいくつかあるため。

地名をつけて呼ぶことで区別されています。

ちなみに地元では「小峰城こみねじょう」と呼ぶ方が多く、観光マップなどでもその表記が一般的です♪

周辺の観光スポットも充実♪

南湖公園なんここうえん
白河藩主・松平定信がつくった日本最古の公園のひとつ。お茶屋さんや美しい湖畔こはんの風景も楽しめて、お城とセットで訪れたい場所。

白河集古苑しらかわしゅうこえん
お城の歴史や古文書、白河ゆかりの展示物がそろっています。じっくり見たい歴史好きさんにおすすめ。

●白河ラーメンの名店めぐり
実は白河は「ラーメンのまち」。手打ち麺とあっさりスープの白河ラーメンは絶品!「とら食堂」など有名店も♪

人気の秘密って?

白河小峰城しらかわこみねじょう】の人気の理由は、コンパクトながら見ごたえのある造りとアクセスの良さ

白河駅からすぐの場所にあるので、電車旅の途中でも気軽に立ち寄れるのが魅力です。

そして何より、復元された木造三重櫓と、見事な石垣のバランスが美しい!

写真映えするので、SNSでもじわじわと人気が広がっています。

季節の彩りも豊かで、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して楽しめるのも嬉しいポイント。

まとめ:駅チカで本格的なお城体験!白河で歴史散歩しませんか?

白河小峰城しらかわこみねじょう】は、「東北旅の入り口に立つ、美しい石垣の名城」。

白壁の三重櫓や、見事な石垣に歴史の重みを感じながら、のんびりとした時間が過ごせます。

アクセスも良く、立ち寄りスポットとしても抜群。

南湖公園や白河ラーメンとの組み合わせで、歴史とグルメのどちらも満喫できますよ♪

東北への旅のはじまりに、白河小峰城しらかわこみねじょうで“ちょっとタイムスリップ”してみませんか?