025【獅子奮迅】まるでライオンのごとく、全力で突き進め!

こんにちは!

今日は、聞くだけでパワーがみなぎるような四字熟語「獅子奮迅ししふんじん」をご紹介します。

突然ですが、あなたは何かに全力で取り組んだ経験はありますか?

周りが驚くほどの勢いで、夢中になって、もう止まれない――

そんな「集中モード」のとき、人はまさに「獅子奮迅」の状態かもしれません。

この言葉は、部活でキャプテンが奮闘しているときや、仕事で一人でプロジェクトを一気に進めているときなど、”とにかくすごい勢いでがんばってる!”というシーンにぴったりなんです。

では、たとえ話を交えて、もっとイメージしやすく紹介していきますね!

たとえ話

高校の文化祭前夜。

みんな疲れ切って、教室の飾りつけも終わらず、諦めムードが漂い始めていました。

そんなとき――ひとりの男子生徒が立ち上がります。

「よし、俺がやる!みんなは少し休んでて!」

彼は脚立に登って天井の飾りをつけ、机を一人で並べ替え、ポスターも描き直し…まさに八面六臂の大活躍!

その動きはまるで、ジャングルの王・ライオンが突撃していくような迫力。

翌朝、教室を見たみんなは目を丸くします。

「…これ、一晩でやったの!?」

まさに彼は「獅子奮迅ししふんじん」の勢いで文化祭を救ったのでした。

意味と使い方

意味:

「獅子(しし/ライオン)が、奮い立って敵に襲いかかるような、すさまじい勢いで活動・行動すること」

つまり、「猛烈な勢いで突き進む」「全力で物事にあたる」ことを表す言葉です。

使い方の例文:

  • 部活の大会前、エースは獅子奮迅ししふんじんの活躍を見せた。
  • このプロジェクトは、彼の獅子奮迅ししふんじんの働きがなければ成功しなかっただろう。

📜「獅子奮迅」の起源は?

この言葉は中国の歴史書『後漢書』が由来とされています。

そこでは、「まるで獅子が怒って暴れ回るような勢いで戦った」という場面が描かれており、そこから「獅子奮迅ししふんじん」が生まれました。

「奮(ふん)」は「ふるいたつ」

「迅(じん)」は「すばやく進む」

という意味があり、言葉全体で“獅子が怒って猛スピードで突進する”イメージになります。

✍️まとめ

  • 獅子奮迅ししふんじんは、「ものすごい勢いで活躍すること」
  • 起源は『後漢書』の戦場描写
  • 日常生活では、「全力でがんばってる人」を褒めるときにぴったり!

この四字熟語を知っていると、誰かの努力をたたえたり、自分自身を鼓舞したりするときに使えて便利です。

あなたも何かに夢中になったときは、きっと「獅子奮迅」のごとく、誰かの心を動かしているかもしれませんね🐾