
論語


030【自らを厚くして人を責むること薄ければ、すなわち怨み遠ざかる】(みずからをあつくしてひとをせむることうすければ、すなわちうらみとおざかる)

029【これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず】(これをしるものは、これをこのむものにしかず。これをこのむものは、これをたのしむものにしかず)

028【工、その事をよくせんと欲すれば、必ずその器を利くす】(こう、そのことをよくせんとほっすれば、かならずそのきをとくす)

027【人能く我を弘むるに非ず、我が能く人を弘むるなり】(ひとよくわれをひろむるにあらず、わがよくひとをひろむるなり)

026【徳は本なり、財は末なり】(とくはもとなり、ざいはすえなり)

025【生まれながらにして知る者は上なり】(うまれながらにしてこれをしるものは、じょうなり)

023【君子は言に訥にして、行いに敏ならんと欲す】(くんしはいにとつにして、おこないにびんならんとほっす)

022【人能く道を弘む、道人を弘むるに非ず】(ひとよくみちをひろむ、みちひとをひろむるにあらず)
