
こんにちは!
今日は「不撓不屈」という四字熟語について、わかりやすくお話しします。
この言葉、どこかで聞いたことはありますか?
「どんな逆境にも負けず、強い意志で立ち向かうこと」──そんな意味を持つ言葉です。
まさに、スポーツ選手や偉人たちが歩んできた道を表すような言葉ですね。
では、「不撓不屈」がどんな意味なのか、たとえ話を交えて解説していきます!
たとえ話
小学生のタケルは、サッカーが大好きでした。
ところが、運動が得意なわけではなく、試合に出てもなかなか活躍できません。
周りの友達からも「下手だなぁ」とからかわれることもありました。
それでもタケルは諦めませんでした。
毎日、学校が終わったら公園で自主練習。
ドリブル、シュート、パスの練習を繰り返しました。
何度も転び、膝をすりむいても、タケルは「うまくなるまでは絶対にやめない」と心に決めていました。
そして1年後、タケルはチームのレギュラーに選ばれました。
試合では見事なシュートを決め、仲間たちに祝福されます。
かつてタケルをバカにしていた友達も、「すごいな、諦めなかったからだね」と驚きました。
まさにタケルの姿は、「不撓不屈」。
どんなに困難な状況でも、決して挫けずに努力し続けることが大切なのです。
「不撓不屈」の意味と由来
「不撓不屈」は、
不撓(ふとう)……決してくじけないこと
不屈(ふくつ)……決して屈しないこと
を組み合わせた言葉です。
つまり、「どんな困難にも負けず、最後までやり抜く強い精神」を表しています。
この言葉の起源は、中国の古典『漢書』にあります。
『漢書』の中に、「剛毅不撓」という言葉が出てきます。
これは「強い意志を持ち、困難に負けない」という意味で、のちに「不撓不屈」という四字熟語として定着しました。
まとめ
「不撓不屈」は、どんな苦境に立たされても、最後まで諦めない心の強さを表す言葉です。
タケルのように、失敗や困難があっても「絶対にやめない!」という気持ちがあれば、道は開けるもの。
みなさんも、目標に向かって不撓不屈の精神で進んでいきましょう!
それでは、また次回の四字熟語解説でお会いしましょう!